回文集「くるくる・えぶりでい」10/6
きょう10月6日は「役所改革の日」です。1969(昭和44)年のこの日、千葉県の松戸市役所に「すぐやる課」が誕生。旧来の縦割り行政では対応できない仕事に、すぐ出動してすぐ処理をし、市民の好評を得たそうです。この動きが全国的に広がり、315もの自治体で採用されたとか。それでは回文を。
「即、あなた、市の民の役に立つからが、市役所。来て、し!」
「指摘良し。悔し。からかった肉屋のみ楽し、だなあ。くそ!」
[そく あなた しのたみのやくにたつからが しやくしょ きて し してきよし くやし からかったにくやのみたのし だなあ くそ]
ここは「すぐやる課」の無い市役所です。「市民の役に立つから市役所なんでしょ? 即刻、来て、店先の汚れている道路の清掃をしてちょーだいよ!」と、精肉店から皮肉たっぷりの出動要請を受け、確かに指摘の通りだが、チキショーッと悔しがっている職員さんなのでした。ちなみに、初の「すぐやる課」を設置した松戸市長とは、誰あろう、ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」の創業者、松本清さん(1973年没)なのでした。