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回文集「くるくる・えぶりでい」2/6
きょう2月6日は「海苔の日」です。702(大宝2)年のこの日に、日本最古の成文法典である「大宝律令」が施行。前年に制定されたこの法典には、租税対象の諸国指定産物として海苔が取り入れられました。これが、「海苔の日」の由来です。古代から、とても貴重な食品だったのですね、海苔は。それでは回文を。
説くよ、過去、古人が、法の理。
海苔の利の感じ、
ここが良くと。
[とくよ かこ こじんが のりのり のりのりのかんじ ここがよくと]
710(和銅3)年に遷都された平城京には、海藻類を売る和布店(にぎめだな)、海苔や昆布を佃煮のようにして売る藻葉店(もはだな)という市場が設けられました。海苔の養殖・加工技術が確立されたのは、江戸時代。現在のような板海苔(浅草海苔)も出来ました。