回文集「くるくる・えぶりでい」5/4
きょう5月4日は「ラムネの日」です。1872(明治5)年のこの日、東京の実業家・千葉勝五郎が商業的なラムネの製造販売を始めたことから制定されたとか。では回文を。
SUNSUNだ。
わあ! と美味し、かつ懐かしい音、泡。
炭酸さ。
[さんさんだ わあとおいし かつなつかしいおと あわ たんさんさ]
「SUNSUN」は、「陽光がさんさん」と降りそそぎ、喉が渇いた情景を思い浮かべてくださいね。ところで、ラムネのようなものが初めてわが国にやってきたのは、ぺリーが浦賀に来航したとき。艦隊の乗組員が、日本側の交渉役を接待しようと、炭酸水を振舞いました。このとき、開封時の「ポン」という音に日本側の役人は発砲でもされたかと驚き、思わず刀に手をかけたそうですよ。