回文集「くるくる・えぶりでい」3/24
きょう3月24日は「マネキン記念日」です。1928(昭和3)年のこの日、上野公園で開催された大礼記念国産振興東京博覧会で、髙島屋呉服店(現・髙島屋)が日本初のマネキンガールを登場させたことから制定されました。このマネキンガールは、現在のマネキンのような人形ではなく、本物の人間であり、店の商品である服を着て客に応対するモデル兼販売員(ハウスマヌカン)でした。それでは回文を。
この娘、
来させ、着て見せ、見て着せ、さ。
ここの娘。
[このこ こさせ きてみせ みてきせ さ ここのこ]
元々の言葉はフランス語の「mannequin(マヌカン)」なのですが、これを英語読みした「マネキン」が日本では採用されました。その理由は、マヌカンだと「客を招かん(招かない)」を想起させて縁起が悪いけど、マネキンなら「招き猫のように招金(まねきん)」してくれそうだからと言われています。