公開されたスプレッドシート・GASをコピーして自分のフォルダに保存する方法
この記事では一般公開されているGoogleスプレッドシート・GASをコピーして自分のGoogleドライブ内に保存する方法を解説します。
スプレッドシートをコピーする手順
それではさっそく説明していきます。
実例として作成した「文書管理シート」を使います。
STEP1:「ファイル」→「コピーの作成」をクリック
右上の『共有』ボタンではないので注意。
STEP2:フォルダの「マイドライブ」をクリック
ここで名前を変更することも可能です。
Google Apps Scriptが組み込まれている場合は黄色い文字で警告がでる。
ここでは無視してOKです。
STEP3:保存したいフォルダをクリック
新しくフォルダを作る場合は左下のフォルダアイコンをクリック
STEP4:「コピーを作成」をクリック
STEP5:コピーしたスプレッドシートが新規タブで開く
コピーしたスプレッドシートが開けば完了です。
そのまま編集しても良し、フォルダ名を変えていただいてもOKです。
フォルダにもちゃんと保存されています。
スプシと連携したGoogleフォームは?
スプレッドシートにGoogleフォームを連携している場合はフォームもコピペされます。
フォームの名称を変更してもスプレッドシートの連携が解除されることはありません。
管理しやすい名称に変更してください。
1点注意点です。
Googleフォームはスプシをコピペしたときのように指定のフォルダに保存されていません。
マイドライブに残ったままです。
ご自身の環境に合わせて移動を忘れずにお願いします。
コピーしたGoogle Apps Scriptの承認方法
コピーしたスプレッドシートにGoogle Apps Script(以降GASと呼びます)が組み込まれていた場合の使い方です。
Google Apps Scriptの承認方法
STEP1:「拡張機能」→「Apps Script」をクリック
GASの画面が表示されます。
STEP2:「デバック」をクリック
GASが正常に動くか確認する「デバック」を押します。
「実行」でもいいのですが、GASを動かしてスプレッドシートが変わってしまうリスクを避けるためには「デバック」がおすすめです。
STEP3:「権限の確認」をクリック
「承認が必要です」と出てくるので「権限の確認」をクリックしてください。
STEP4:自分のアカウントをクリック
「アカウントの選択画面」で自分のアカウントをクリックしてください。
STEP5:「詳細」をクリック
ここで「危険!」みたいな画面が出てきます(苦笑)。
慌てることなく「詳細」をクリックしてください。
STEP6:プロジェクト名をクリック
「無題のプロジェクトに移動」をクリックしてください。
※GASに名前がついていると「ファイル名」が表示されます。
STEP7:「許可」をクリック
プロジェクトがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしてきます。
この画面の「許可」をクリックしてください。
STEP8:完了
しばらくするとGASが使えるようになります。
「実行」を押して確認してみてください。
「危険です!」と表示されてしまうのはなぜ?
GASはJavascriptをベースにしたプログラミング言語です。
仮にですが、入力したデータを他人のシートに転送できるプログラムを入れてたとします。
個人情報などを知られてしまう可能性もあります。
なのでネットで公開されているGASを使いたい場合は自己責任となりますので注意して利用しましょう。
まとめ
一般公開されているGoogleスプレッドシート・GASをコピーして自分のGoogleドライブ内に保存する方法を解説しました。
ポイントは3つです。
「ファイル」から「コピーを作成」でマイドライブに保存する
連携されたGoogleフォームもコピーされるが指定したフォルダに保存されないので自分で移動させる
GASの承認は「詳細」をクリック
以上で解説を終わります。
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