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蛍を見に行った日。

ご主人様には何も伝えず、スカートを捲ったら私はあなたの所有物であるという意思表示をつけてサプライズ。

『変態。』と仰る声色がいつもより嬉しそうに聞こえた。


微笑ましく私を見つめる優しい目。

穏やかな表情、贅沢な時間。

身体を預けた時の、暖かい体温。

小悪魔的な楽しそうな笑い声。

2人の時をニコニコして過ごしていたからか、所有物を愛おしそうに眺めているご主人様。

私がそれを尋ねると
幸せそうだなぁと思って。と仰るご主人様を見て
私もご主人様が幸せそうに見えた。

首輪をつけて下着姿で車から外に出され
モジモジしていると
かぁわいい‪‪❤︎‬
とご主人様が言ってキスをしてくれて。
それが嬉しくて。

全てが、幸せで贅沢な時間。
心地よい疲労感。

蛍がふわふわと、ほんのり明るく光っては消え、
また舞う。
この時間がずっと続けば良いと願わずにはいられませんでした。

奇跡的に雨が止んだのも、ご主人様の強運のおかげでしょう。

また2人だけの想い出ができました。

静かな水の音。
2人しかこの世に居なくなった様な
そんな感覚にさせる場所でした。

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