自分の声を好きになる

こんにちは！
本日より「Dr.ボーカル」の連載記事を公開することになった、Dr.ボーカル/山本真一郎です。アメリカではSHINと呼ばれています。

Q.突然ですが、あなたはご自身の声がお好きでしょうか？
私がボーカルセミナーを各地で開催する時、受講生に投げかける質問です。

するとどうでしょうか、驚くべきことに、実に半数以上の人が自分の声が嫌いということが分かったのです。

どこが嫌いかをお聞きしても、具体的にここが嫌いというのは無いらしく、とにかく今の声が嫌いなので何とかしたいとのこと。

何とかしたいと思っておられるからこそ、わざわざ足を運んでくださるわけですが、私が声を大にして申し上げたいこと、それは何よりもまず「自分の声を好きになることが上達への第一歩である」ということです。

では、もし自分の声を好きになれたら、どんな変化が起きるでしょうか？

その1
トレーニングが楽しくなる

自分の声が好きであれば、トレーニングが楽しくなります。このトレーニングをすれば、もともと好きだった声がもっと好きな声になる、とポジティブに向き合えるからです。嫌いな声のためにトレーニングをすることほど、億劫なことはありません。

その2
誰かに聞いてもらえるチャンスが増える

自分の声が好きであれば、誰かに聞いてほしいと思うのは自然なこと。人間は自分の好きなことをシェアしたくなるという性質があるからです。嫌いな声を聞いてもらうためにコンサートで歌おう、とは思いませんよね。

その3
対人関係に自信を持つことができます。

自分の声が好きであれば、対人関係に自信を持てるようになります。人間の第一印象は視覚的情報が5割、聴覚的情報が4割と言われています。つまり、自分の声が嫌いということは、自分のアイデンティティの実に4割を受け入れられていないことになるのです。

自分の4割を受け入れられないとなると、当然自分に自信が持てなくなるため、対人関係に影響が出てしまうことは否めません。

いかがでしょうか？
このように、自分の声を好きになるだけで、日々のトレーニングが楽しくなり、誰かに聞いてもらえるチャンスが増え、ひいては対人関係に自信を持つことにもつながっていくのです。

あなたも今日から自分の声を好きになってみませんか？

いよいよ『とっておきのボーカルセオリー&テクニック』の連載記事が始まります。私がアメリカのドクターたちから直接学んだ、ホンモノのNoteを是非受け取ってください。

▼リンク
Dr.ボーカル#001「いい声になるための秘訣」
Dr.ボーカル#002「あなたの声を分析します」
Dr.ボーカル#003「いい声になるために必要不可欠な5大要素－声帯」

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