#2焙煎度合い(Roast Level)って何!?
皆さんこんにちは。
GO SLOW COFFEEの斎藤です。
今回は、
『焙煎度合い(Roast Level)』
についてにお話しします💡
それぞれの違いや特徴について、簡単にお伝えしたいと思います!
違いが分かれば、、、
・自分で淹れる時に失敗しにくくなる
・お店での注文が楽しくなる
・豆選びで悩みにくくなる
・相手の好みに合わせられる
などなど、メリットだらけです。
買ってから
"好みじゃなかったぁぁぁぁ!!"
とならない為にも。
これからの参考にしてみて下さい!
それでは、いってみましょう!!
■焙煎度(Roast Level)
おそらく、一度は耳にした事はあるのではないでしょうか?ローストという言葉。コーヒー では、
・浅煎り
(ライトロースト、ミディアムローストなど)
・中煎り
(ミディアムハイロースト、ハイローストなど)
・中深煎り
(シティロースト、フルシティローストなど)
・深煎り
(フルシティローストやフレンチ・イタリアンローストなど)
ざっくり分けるとこの様になります。
いざ豆や粉を選ぶ時、
『何がどう違うんだ。。。』
とフリーズしてしまう。そんな経験をお持ちのあなた。分かります。『え、、、』ってなりますよね。
ローストという言葉は、
ローストビーフ、ローストポーク
ミディアムロースト、レア、ウェルダンなどにも使われていますね💡
そう、コーヒー 豆も焼き加減の意味で使われます!!どれくらい焼いたのかで味わいが変わるのは肉もコーヒー 豆も同じなんですね〜。
で、コーヒー に関していうと実は、2021年時点で8種類存在しています。(未来の事は分からないので)
ですが今回は、
基本的な3つ(4つ)の焙煎度合い
の違いについて噛み砕いてお伝えします💡
■浅煎り
"浅煎り"とは、
焼いている時間が短い豆
の事になります。
ライトローストとかミディアムローストといった表記をみかけたら浅煎りのコーヒー 豆です。
特徴は、
・酸味
・香り
・あっさり
・スッキリ
・苦くない
となります。
『コーヒー =苦いだけ』という時代は終わり、
全く違う印象のコーヒー も普及・浸透した昨今。
浅煎りでよく言われるのは、
・紅茶っぽい
・香りが良い
・果物、花、ジューシー
・コーヒー らしくない
という声ですね💡
いわば新しいコーヒー の楽しみ方に大きく寄与した煎り具合になります。
ただ、人を選ぶ傾向もあるコーヒー で、目立つ酸味に抵抗感を感じる人もいます。ただし、浅煎りの良さが分かればグッとコーヒー の幅は深く広く、より多様に楽しめると思います。
また、『コーヒー が苦手』という方にも好きになるきっかけになっている側面もあります👍
■中煎り・中深煎り
読んで字の如く!
浅煎りと深煎りの中間に位置する焙煎度合いです。
よくある表記は、ハイロースト、シティローストなど。
特徴は、
・バランスが良い
・程良い
・飲みやすい
これに尽きると思います💡
コーヒー のバランスには、
・苦味
・酸味
・甘味
・香り
・コク
・ボディ(重い、軽い)
が挙げられます。
これらのバランスがよく飲みやすい場合が多いです。
中間の焼き具合なので、それぞれが程良く共存しています💡
選ぶ時に不安!というあなた。
まずは、中煎りや中深煎りを選べば大体は後悔しないと思います。
自分の好みを探る基準としても、焙煎する側から見ても、とっても頼もしい存在ですね。
バランスって大事。
■深煎り
"深煎り"とは
焼いている時間が長いコーヒー豆を指します。
よくある表記は、ダークロースト、フルシティロースト、フレンチロースト、イタリアローストなどが多いです。
また
"リッチ○○"という商品名も深煎りの場合が多いです。
特徴は浅煎りとは逆で、
・苦味
・コク
・濃厚
・重い、強い
・ロースト臭
・オイル感
などが挙げられます。
エスプレッソ、ラテ、カプチーノ、アイスコーヒー、自家焙煎店、喫茶店、カフェなど幅広く取り扱われている度合いです。
一般的な『コーヒー らしい』という印象ですね💡
日本で長く慣れ親しんで寄り添ってきた歴史を持っています。一口に深煎りといっても焦げ茶色から炭のように真っ黒な物まであるので、選ぶ際には注意が必要です。GO SLOW COFFEEの深煎りは、イタリアンローストなどの極深煎りではなく、比較的飲みやすい煎り具合で焙煎しています。
強い苦味を避けたい場合は、
フレンチローストやイタリアンロースト以外を選んだ方が良いです。
しかし、フレンチローストやイタリアンローストに潜む癖になる独特さの虜になる人も少なくありません💡
■終わりに。
いかがでしたか?
焙煎度合いは、いわば方向です。
それぞれの特徴が分かれば、あなたが欲しい!と思う方向に無事に辿り着く大きな道標になります。
コーヒー を選ぶ際、『どんな感じ』が分かれば、より満足感のある安心したコーヒタイムを送れると思います💡
その時の気分や雰囲気に合わせてコーヒー を選ぶのも現代のコーヒー の楽しみ方の1つでもあります💡
もし、好みに合わなかった物を選んでしまったとしても"失敗した!!"とは思わず、
『ふーん、こういう感じなのね〜』
とそのコーヒー を楽しんであげてみて下さい👍
それぞれの違いを探って感じてみてはどうでしょう:)
また、焙煎度合いの他に、抽出方法や、豆の品種、生産地、精製方法などいくつかの選ぶ指標もまだあるので、それについては今後書いていきたいと思います💡
最後までお読みいただきありがとうございます。
普段の一瞬をより豊かになる一助になれれば幸いです。
それではまた次回お会いしましょう!
ありがとうございました。
GO SLOW COFFEE 斎藤