デフレの経済規模縮小で将来の余裕がなくなっていく若者達
世界的に見ても、日本の将来は暗いという若者が、ほとんどを占めます。
昭和の高度経済成長期ならば、どんどん豊かになっていたので、明るい見通しをもてたはずです。
経済学者は、過去に、平成不況からデフレーションが進んでいる状況で、学問のお決まりの経済政策を話していましたが、現実は、そんなに甘くありません。
経済学の欠点は、人間の心情の変化までとらえていないところです。
当然、いくら消費をしやすくしても、また、不景気になるんじゃないか、と考えてしまうと、お金を使ってくれないのです。
30年間、日本政府は、国民を裏切り続けていたので、その病根は、根深いように思えます。
その点、日本以外の国は、国民のマインドをうまくとらえており、的確な経済政策を行っていることが多いです。
あまりにも、デフレが長く続いた結果、企業がもうからなくなり、経済規模が縮小しています。
こうして、国の豊かさのパイが小さくなり、どんどん、貧困が進んでいくのです。
これでは、若者が、学歴にすがる気持ちも分かる気がします。
実際、新卒の採用活動において、昔ほど、学歴の優位性は薄れてきております。
なのに、世に言う親は、子供に、過酷な勉強を強いるのです。
ちょうど、その問題を批判した漫画を紹介します。
不景気が長く続くと、国民は、どんどん、無気力になっていきます。
努力がむくわれないんじゃないか、と考えて、どうしても、保守的になっていくのです。
その結果、リスクのある挑戦をしなくなっていきます。
なので、日本を代表する起業家が、ここ数十年、あまり出てきていません。
ホリエモンのように、目立ちすぎると、出るクイを打たれるのが、この国の悪習です。
変な容疑をかけられて、逮捕されるので、誰もが、慎重に、顔色をうかがいながら、事業を進めています。
また、若者の将来の希望が弱まったことを、批判するツイートを紹介します。
もはや、若者は、老後の年金なんて、信用していません。
せいぜい、老後のおこづかい程度に考えているのではないでしょうか?
とても、生活保障してくれるほど、お金をくれないと、不安視する声もあります。
そうなると、将来的に、かなりの人が、生活保護受給者になりそうです。
ただ、希望があるとすれば、技術の進化だと思います。
特に、人工知能の発展により、人間は、労働から解放されるかもしれません。
これから、10年後になると、人工知能が、人間の10倍の知能に進化するらしいです。