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ドル円15分足逆張りFX手法を解説!朝昼暇な方向けのカウンタートレード
投資をやってみて、勝率が安定していて、大きな連敗も少なく、損益が安定しやすいのが順張りです。
逆張りの手法は、今までひと通り挑戦してみて、現在、検証を続けている手法がわずかしかありません。
ほとんどの手法の損益が不安定で、トータルマイナスになり、検証ストップとなりました。
1分足のドル円逆張りスキャルが一時期流行っていましたが、今では、相場環境が変わり、通用しない手法となりました。
基本、短期足はノイズの影響を受けやすく、上下に波が動きやすいため、逆張りが有利です。
長期足はトレンドが発生しやすく、順張りに適しています。
逆張りは、大きく利益をあげるときと連敗がひどい時期の浮き沈みが激しく、とてもストレスのかかるトレード手法です。
勝率は高いですが、1度負けた時の損失は順張り以上に大きいものとなります。
従って、大金をかければかけるほど、強いプレッシャーにさらされるのです。
逆張りで、コツコツと利益を積み上げ、今まで負けた分を取り返してプラスになったときはいいですが、また連敗の波がきてしまうと、心理的に押しつぶされそうになります。
順張りのように大きく負けず、一度のトレードでとりかえせる安心感がありません。
私と違い、精神的に健康で、タフな人におすすめするやり方です。
唯一、メリットは、順張りと逆張りを組み合わせて、トレードを組み立てたほうが、当然、利益の幅が広がるという点です。
私がやっていたドル円15分足逆張り手法の概要は、トレンドが発生する前に、レンジ内でのカウンターを狙うというところにあります。
なぜなら、大きなトレンドの後の反転を狙うオーバーシュートの逆張りだと、トレンドの収束も見極められず、幾度も損切りを繰り返すハメになり、損益が安定しないからです。
一部で使いこなせるプロの人もいると思いますが、私には到底できません。
それなら、トレンドが収束したあとのレンジ内で、トレンド方向の逆張りなら損切りは2回まで、その逆なら1回までと決めたほうがトレードにメリハリがつきます。
テクニカル分析はRSIの期間5とボリンジャーバンド2σの期間20を使用します。
また、トレンドが出ているという判断を高値安値の更新に加えて、パーフェクトオーダー(指数平滑移動平均線EMA-期間:10、25、45、75)で判断します。
2つの条件を満たしていない場合、ローソク足がボリンジャーバンド2σにタッチしたことと、RSIの75、25を超えて反転したことを確認し、逆張りエントリーです。
決済は逆のボリンジャーバンドの2σにタッチし、次のローソク足が利益とは逆方向に高値安値を更新した時に決済です。
下の図でいえば、白のラインを超えたときです。
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出典:Tradexfin Limited(XMTrading公式サイト)
そうでない場合は、ポジションを持ち続けます。
エントリーの時は、決済と逆で、利益方向へ高値安値更新したらRSI75,25の反転確定と組み合わせてエントリーするようにしてみてください。
決済で、例外的に、ボリンジャーバンド2σをタッチするより前に、RSI75,25の反転確定したなら途中決済します。
1つの記事で全部は伝えきれませんが、これが、最初に考えたドル円逆張り手法の大まかな内容です。
初心者の方にはチンプンカンプンな内容で申し訳ありません。
この手法で、17:00~21:30、21:30~1:00の2パターンで検証を数年間しました。
しかし、トータルは微々たる利益かマイナスに終わりました。
敗因は、トレードをする時間帯を間違えたことだと思います。
だいたい17:00~1:00頃までは、ロンドン時間、NY時間が混在しており、一番、相場の値動きが大きいときです。
そういうときは、トレンドが発生しやすく、普通、逆張りには向きません。
唯一、例外的に、その値動きの強さを利用したポンド円の逆張りなら上手くいく場合がありますが...。
下の図で言えば白丸が、17:00~1:00頃のドル円の値動きです。
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出典:Tradexfin Limited(XMTrading公式サイト)
明らかにトレンドが発生しやすい状況だということが分かります。
それ以外の時間帯は、レンジが多く、逆張りを狙いやすいです。
しかし、深夜1:00~13:00の昼頃までトレードするのは、普通、働いている人から見たら現実的ではありません。
中には、そんな昼夜逆転生活か、朝のみのドル円でのトレードで利益をあげている方をブログで見たことはあります。
時差で、ロンドン時間、NY時間が朝に来るような外国でしたら、有効な手法かもしれません...。
以上、オリジナル逆張りFX手法を紹介しました。
また、色んなFX手法を紹介するので、質問などありましたら、コメント欄に書き込んでください。
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