運動音痴はいじめられる原因になりうる!私の実体験からの感想
大人になれば、会社や団体のサークルやクラブ活動でない限り、運動する機会はないかもしれません。
そのため、自分は運動音痴だったが、子供に運動を強制するのはかわいそうだと思い、地域のスポーツ少年団に入ることを望まない親もいます。
それが、私の父親の方針でした。
しかし、私の経験から言えば、小さい頃から、途中でリタイアしてもいいので、運動はやった方がいいです。
その理由は、体育や運動会で、集団競技というものがあるからです。
それは、野球、サッカー、バスケットボール、バトンリレー、大縄跳びなどです。
これらの競技に共通することは、誰かがミスしたり、下手だったら、全員の負けにつながる、というルールです。
当然、失敗した人は、後で集中的に責められてしまいます。
集団競技で必要なのは、筋力と柔軟性、脳の運動神経です。
この中で、筋力と柔軟性に関しては、後で挽回することができます。
挽回できるといっても、小さい頃からスポーツをしていた人に比べて、倍の努力が必要になります。
ところが、脳の運動神経については、10歳を限度に、成長が止まってしまうのです。
なので、小さい頃から、部屋に閉じこもって、私立のお受験だとかを優先しすぎて、勉強ばかりさせたら、大切な才能の1つを失ってしまいかねないのです。
当然、家族だけで運動神経を鍛えようとして、部屋にマットをしきながら、運動するのは無茶です。
アパート住まいなら、騒音問題で強制退去だってあり得ます。
なので、設備のあるスポーツ少年団で、集団競技を学び、運動神経を鍛えることをおすすめします。
そうじゃないと、ガリ勉の私みたいに、一生、逆上がりができない、情けない人間になってしまいます。
しかも、中学の体育祭では、HSPの対人恐怖症で緊張しすぎて、スタートの音が聞こえず、私が原因で大敗してしまいました...。
そのことを、数か月間責められて、机や黒板には、私の落書きが書かれて、ノートや教科書もやぶられる始末です。
こんな有様では、いくら、テストで100点を簡単に取れた私でも、コンプレックスが残ります。
そこで、この結果に反省して、高校時代の私は、勉強を捨ててしまい、肉体改造のみに時間をあてることにしました。
中国拳法やムエタイ、ボクシング、空手、ヨガを研究して、プロテインを飲み、筋力と柔軟性を限界まで高めました。
テストは、赤点にならないギリギリの点数になるまで、手を抜きました。
その結果、高校3年生の体育祭では、全クラスで1位になることができたのです。
バスケットボールとサッカーでも、部員の方から、ディフェンスやリバウンドがうまいと、ほめていただきました。
ただ、ほかの人より、まわり道をして、努力した分、青春の95%を犠牲にしたのは痛かったです。
勉強も、本来なら、難関大学を狙えたかもしれませんが、手抜きをした影響で、地元の国立大学や関関同立の合格が精一杯だったのです。
やはり、自分で学ぶには時間と金銭がかかってしまったので、小さい頃から、優秀なコーチに指導してもらった方がいいと思います。
運動音痴は、絶対とは言いませんが、いじめられる原因になってしまうことがあります。