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ユーロドル順張りスキャルピングを紹介!FX超短期トレード

短期トレードとしてデイトレードがありますが、さらに短い間隔でトレードを完結させる超短期トレードとして、スキャルピングがあります。

スキャルピングで使用する時間足は、5分足や1分足であることが多いです。

ただし、エントリーと利確への迅速な判断が必要になり、利幅がかなり狭くなってしまうのが難点となります。

デイトレードのように低勝率でも大きな収益で大逆転できる戦略は、通用しにくくなります。

ローソク足が急激にうつり変わるため、PCの画面にかなり張りついていないといけません。

さすがに、5分足や1分足のトレードとなると、相場はノイズだらけになり、テクニカル分析が機能しにくくなります。

そこで、今回は、上位足のトレンドの動きを参考にし、その流れに乗って順張りエントリーする方法を用います。

使用通貨は、世界一流動性の高い通貨であるユーロドルを使用します。

理由は、最もトレード人口の多い通貨であるため、値動きが超短期の時間足であっても、比較的、安定しているためです。

ユーロドルは、相場のノイズによる影響も少なく、トレンドが素直に発生します。

エントリーする足は、5分足です。

1分足を採用した場合、1回あたりの利益と損失の平均比率を見ると、どうしても損失が圧倒的に大きくなってしまいます。

それだと、7~8割クラスの高勝率を目指さないと、トータルでプラスに持っていくことが難しくなります。

そのために、有名だったドル円の1分足逆張り手法は、ナンピンという危険な方法で枚数やリターンを増やし、無理やり勝率と利益を高くしていったわけです...。

5分足だと、1回あたりの利益と損失の比率を平均で見た場合、利益が若干上回る結果になりました。

トレードする時間帯は、21:30~1:00です。

この超短期トレード手法は、前に記事にしたポンド円の順張りデイトレードの勝率が65%程度とするなら、75%くらいの勝率を狙えます。

ポンド円の順張りデイトレードは、こちらの記事です。

上位足は、1時間足だけでトレンド判断を行います。

なぜなら、超短期トレードであるため、確認作業を多くしてしまうと集中力に負荷が生じるからです。

ポンド円の順張り手法同様、高値の切り上がり、安値の切り下がりで、買い方向か、売り方向か、トレンドの向きを判断します。

今回の場合、1時間足の小さな値動きだけを狙うため、パーフェクトオーダーなどの過度なフィルターは必要ありません。

その1時間足のトレンド方向に、5分足からエントリーします。

5分足のときは、高値の切り上がりや安値の切り下がり、EMA10、25、45、75のパーフェクトオーダーを条件にエントリーです。

具体的にそれをあらわしたのが下の図です。

白線の高値を超えて、高値の切り上がりが起き、アップトレンドが確定しました。

そこから押し目を形成し、陽線の反転を確認したあと。オレンジ色のラインの高値更新をもって買いエントリーをします。

これは、2014年12月9日時点で、ユーロドルの1時間足が買い方向にアップトレンドを形成しているためです。

黄色のラインの安値が損切りラインです。

決済は、ボリンジャーバンド期間20の2σに接触したローソク足の確定をもって決済とします。

図では、水色の四角形に囲まれたローソク足で決済します。

過去数年の検証から、1年の平均利益は、ポジションを2%以内に抑えるという条件で、年利15%前後に落ち着きます。

ユーロドルは、国内、海外のFX業者で、低スプレッドであることが多く、ポンド円以上に扱いやすい通貨です。

今まで、順張りブレイクアウトを5分足で試しましたが、不安定な勝率と損益に終わり、現在、残っている5分足の手法がこれしか残っていないありさまです。

当然、1分足で通用した手法はひとつもありませんでした...。

1分足の手法で利益をあげられる人が、正直、うらやましく思えます。

図は5分足です。※1時間足のトレンド判断は必須です。

出典:Tradexfin Limited(XMTrading公式サイト)

・追記

自分のルールは、元金10万円につき固定0.1ロット(1万通貨⇒海外FXを利用した場合)として、投資をしていきます。

なぜ、デイトレードと違い、スキャルピングだけ固定ロットにするかというと、いちいち、元金数%のロットにしてしまうと、計算でエントリーが遅れてしまうからです。


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坂口正吾
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