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チャートでトレンド方向を判断するための方法:ローソク足の区切り方やMAの傾きを紹介
FXで取引するにあたり、ローソク足の値動きから、トレンドが、どの方向に傾いているか、判別する方法があります。
また、トレンドは、移動平均線の向きから判断することも可能です。
ここでは、比較的、複雑なローソク足の集まりを見分けるやり方を紹介します。
では、下記の図をご覧ください。
図
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出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図は、ドル円の1時間足のチャート画面です。
このように、私の目では、上記の色分けされた図のように、ローソク足の集まりを分解しています。
判別するコツは、ローソク足の横の間隔を、自分なりに決めていくことです。
もちろん、カンペキなローソク足の検証なんて、不可能です。
個人によっても、チャートの判断には、誤差がついてきます。
この図を見る限り、全体的に、下落トレンド方向だと分かります。
しかし、1時間足チャートを細かく見ると、上昇方向にトレンド転換しているところもあるでしょう。
そういったダマシの多い逆張りの値動きにだまされないように、上位足のトレンドを見ていくのです。
この1時間足のチャートなら、4時間足や日足を見ればいいと思います。
図と同じように、チャートを色違いに分解すれば、現在の向きのかたよりが分かってくるでしょう。
このローソク足の判別の仕方は、初心者の方なら、混乱してしまうかもしれません。
なので、その場合、短期から長期の移動平均の向きで、トレンドを判断していけば良いと思います。
例えば、図をクリックして、拡大しますと、多くの移動平均線が下方向に傾いていることが分かります。
そうすれば、下落トレンドだと、一発で分かるでしょう。
トレンドの向きにそった、順張りトレードができれば、FXでの成功確率は、大きく上がります。
こうした図の色分けした、一定の横間隔での区切り方は、慣れたら、すぐできるようになります。
チャートを見ていれば、自然と、トレンド転換や更新を判別できるのです。
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