メインで使っていたFX手法を公開④―日足のトレンドのみの例外トレード
ここまで、基本的な部分だけですが、私が使ってきた、朝10分だけのデイトレード手法を説明しました。
では、さらに、トレードチャンスを増やすために、日足の例外条件トレードを、著作権外の範囲で、ご紹介します。
まず、この例外条件は、日足のトレンド方向が、4時間足と1時間足のトレンド方向と、逆の場合に機能します。
図1
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図1の例では、日足のポンド円が上昇トレンドにあります。
そこで、もうひとつ、条件を加えます。
それは、トレンドラインか、過去のローソク足が何度もぶつかった水平ラインに、直近のローソク足が接触していることです。
図1では、水色のトレンドラインに、黄色の丸の箇所で、直近のローソク足ぶつかっています。
では、この調子で、4時間足のトレンドも見てみましょう。
図2
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図2では、4時間足が、黄色の線を下に更新し、トレンド転換により、下降トレンドに位置しています。
そして、エントリー足の1時間足を確認しましょう。
図3
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図3では、1時間足も、下降トレンドに位置しています。
そこで、損切りラインとエントリーライン、利確ラインを設定していきます。
損切りラインは、トレンドラインより下のローソク足が何度もぶつかったオレンジ色の水平ラインに、逆指値注文で設定します。
そして、エントリーラインは、トレンドライン接触箇所の赤色ライン置きましょう。
このタイミングなら、成行エントリーも可能でしょう。
次に、利確ラインは、ローソク足の値上がりがブロックされそうな黄色の水平ラインに指値注文で置いていきます。
それでは、トレードの結果を確認しましょう。
図4
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
では、2025/5/6の朝7:00すぎから、トレードした結果を見てみましょう。
まず、図4のように、ピンク色の丸のところでエントリーし、茶色の丸にて、無事、決済されました。
これが、日足のトレンド+トレンドラインの、例外トレードパターンの1つ目です。
また、もう1つのパターンとして、日足トレンド+かたい水平ラインの例外トレードパターンをご紹介します。
図5
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図5では、日足のポンド円が、下降トレンドになっています。
また、図5の赤色の丸の箇所に見られるように、何度もローソク足にぶつかっている、かたい水平線(図5では黄色の太線)が、直近のローソク足に重なっています(図5では水色の丸の箇所)。
では、4時間足を見てみましょう。
図6
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図では、4時間足が、上昇トレンドに位置しています。
同じように、エントリー足である、1時間足を見てみましょう。
図7
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図7では、1時間足は、上昇トレンドです。
そして、直近の値動きが、図7の黄色の水平ラインを超えていますが、図5の日足の水色の丸の箇所で見ると、ローソク足が接触しているので、OKとみなします。
そこで、赤色の水平ラインをエントリーラインとします。
これなら、成行エントリーしても、大丈夫です。
次に損切りラインは、1段階上の抵抗帯に置きましょう。
ただ、この場合、近くに抵抗帯がないので、直近の最高値に、少し余裕をもたせて、逆指値注文で、茶色の損切りラインを設定します。
さらに、利確ラインは、ローソク足値下がりを止めるブロック帯に指値注文で、オレンジ色ラインに置いていきます。
では、トレード結果を見ていきましょう。
図8
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
このトレードは、2024/9/3の朝7:00すぎから、行われました。
図8では、ピンク色の丸の箇所でエントリーし、水色の丸の箇所で、オレンジ色の利確ラインに達したことが確認できます。
以上が、日足トレンド+かたい水平ラインの例外パターンです。
ここまで、私がオリジナルで作成した、日足のトレンド例外条件をご紹介しました。
あとは、トレードを検証してみて、自分に合った手法を作ってみてください。
みなさんのトレードがうまくいくことを願っています。