見出し画像

トレンド転換FX順張り手法の講座①―インジケーターや使用通貨の設定

ここでは、トレンドフォローの順張り手法とは別に、サブで使っている、トレンド転換の順張り手法を紹介します。

トレンド転換は、比較的、思いきった決断力が必要とされる場面です。

特に、だましが分かりやすく、FX初心者でも、対処しやすいメリットがあります。

しかし、強いトレンド相場が続けば、負けやすく、損失を多発させることになります。

ただ、今回、紹介するトレンド転換順張り手法は、ちゃんとした投資理論の根拠が成り立つうえで、行えている手法です。

勝率という面では、基本的に、大きな利幅を狙おうとすると、低勝率ハイリターンの投資スタイルになりがちです。

私は、低勝率のトレンドフォロー順張り手法に、この手法を組み合わせて行っていたこともあります。

なので、トレンド転換手法の場合、ある程度、勝率を重視します。

そこで、使用通貨は、ドル円を使用していきます。

なぜ、FXでドル円を使用するのかというと、トレンドで大きく動くことは少なく、値幅の変動が他通貨に比べて、比較的、落ち着いているからです。

USDJPYの表記にあるように、ドル円は、アメリカと日本の動向によって、価格を上下させます。

日米関係という緊密な関係がある以上、大きな為替変動は修正にむかいがちです。

そこに、ドル円を、トレンド転換の順張りに選んだ優位性があります。

ドル円は、きれいな値動きになりやすい傾向にあるのです。

では、トレンド転換手法のテクニカルインジケーターの設定を行おうと思います。

まず、移動平均線の20SMAをセットしてください。

この20SMAは、トレンド転換後の押し目を狙うときに使用していきます。

次に、期間14でデフォルトのATRを設定してください。

ATRは、主に、損切り/利益幅の度合いを確認するために使っていきます。

使用する時間足は、1時間足です。

なぜ、1時間足にするかというと、だましが少なく利幅が狙える、バランスのとれた時間足だからです。

あまりに、小さな時間足にし過ぎると、どうしても、値幅が小さくなってしまいがちです。

ただし、大きい時間足では、エントリーチャンスが少なくなってしまいます。

なので、1時間に1回、チャートを見る必要がありますが、1時間足を使用してみてください。

もちろん、寝ている間は、トレードする必要はありません。

そのくらいは、1時間足では、誤差として処理します。

テクニカル指標をセットした図は下記のとおりです。

シンプルに転換をとらえる

出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)

図の上のメイン画面は、ローソク足と移動平均線の20SMAです。

下のサブ画面にが、14期間のATRが表示されています。

このトレンド転換手法では、エリオット波動における、3波目の次の押し目から、エントリーチャンスを探っていきます。

次の記事以降、トレード解説記事を作成するので、チェックしてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

坂口正吾
よろしければ、応援お願い致します!チップは、投資資金として、有効活用させていただきます!新たなFX手法の開発や護身術の訓練にも、役立てていきたいです。