![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159908776/rectangle_large_type_2_fd96ae8e05031078480826bc13dd61e9.jpeg?width=1200)
トレンド転換FX順張り手法の講座①―インジケーターや使用通貨の設定
ここでは、トレンドフォローの順張り手法とは別に、サブで使っている、トレンド転換の順張り手法を紹介します。
トレンド転換は、比較的、思いきった決断力が必要とされる場面です。
特に、だましが分かりやすく、FX初心者でも、対処しやすいメリットがあります。
しかし、強いトレンド相場が続けば、負けやすく、損失を多発させることになります。
ただ、今回、紹介するトレンド転換順張り手法は、ちゃんとした投資理論の根拠が成り立つうえで、行えている手法です。
勝率という面では、基本的に、大きな利幅を狙おうとすると、低勝率ハイリターンの投資スタイルになりがちです。
私は、低勝率のトレンドフォロー順張り手法に、この手法を組み合わせて行っていたこともあります。
なので、トレンド転換手法の場合、ある程度、勝率を重視します。
そこで、使用通貨は、ドル円を使用していきます。
なぜ、FXでドル円を使用するのかというと、トレンドで大きく動くことは少なく、値幅の変動が他通貨に比べて、比較的、落ち着いているからです。
USDJPYの表記にあるように、ドル円は、アメリカと日本の動向によって、価格を上下させます。
日米関係という緊密な関係がある以上、大きな為替変動は修正にむかいがちです。
そこに、ドル円を、トレンド転換の順張りに選んだ優位性があります。
ドル円は、きれいな値動きになりやすい傾向にあるのです。
では、トレンド転換手法のテクニカルインジケーターの設定を行おうと思います。
まず、移動平均線の20SMAをセットしてください。
この20SMAは、トレンド転換後の押し目を狙うときに使用していきます。
次に、期間14でデフォルトのATRを設定してください。
ATRは、主に、損切り/利益幅の度合いを確認するために使っていきます。
使用する時間足は、1時間足です。
なぜ、1時間足にするかというと、だましが少なく利幅が狙える、バランスのとれた時間足だからです。
あまりに、小さな時間足にし過ぎると、どうしても、値幅が小さくなってしまいがちです。
ただし、大きい時間足では、エントリーチャンスが少なくなってしまいます。
なので、1時間に1回、チャートを見る必要がありますが、1時間足を使用してみてください。
もちろん、寝ている間は、トレードする必要はありません。
そのくらいは、1時間足では、誤差として処理します。
テクニカル指標をセットした図は下記のとおりです。
図
![](https://assets.st-note.com/img/1730274840-QDRrjPdtIhy5bY3Ack8l1voq.jpg?width=1200)
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図の上のメイン画面は、ローソク足と移動平均線の20SMAです。
下のサブ画面にが、14期間のATRが表示されています。
このトレンド転換手法では、エリオット波動における、3波目の次の押し目から、エントリーチャンスを探っていきます。
次の記事以降、トレード解説記事を作成するので、チェックしてみてください。
いいなと思ったら応援しよう!
![坂口正吾](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59483602/profile_b71c795799b7242598ca063e2f7ff4a7.jpg?width=600&crop=1:1,smart)