ニートを減らすにはどうすればいいか?再チャレンジしにくい日本社会

ニートには、仕事のできる者とできない者に、大別されます。

単になまけているだけのニートならば、健常者なので、社会復帰をしやすいです。

それに、年齢が若いほど、再チャレンジしやすくなります。

しかし、もし、何らかの障害があって、仕事のできないニートに該当すると、社会に出ることは困難になります。

仕事の能力が低いと、どの職場でも、歓迎はされません。

昭和の昔の時代だったら、会社で鉛筆削りをしたり、社内の掃除をやるなど、仕事ができない人間にも、やれることがありました。

ただ、令和の現代において、こういった人達は、排除されているのです。

現代では、普通の仕事に求められる基準が、ハイレベルになっています。

単純作業は、機械の自動化で消滅していき、能力の低い労働者が行き場をなくしているのです。

このような世の中で、ニートを減らすにはどうすればいいのでしょうか?

答えは、作業所を含めた障害者雇用に参加をうながすか、公務員採用を拡充することだと思います。

これ以上、民間企業に、使えない人材を雇わせても、無理があるだけです。

普通に働いている人ですら、苦しい世の中で、元ニートの人が耐えられる保証はないのです。

基本的に、ニートが、再チャレンジする職場は、労働条件が悪いことが多いです。

ブラック企業で、労働者が働きたがらない職場なのです。

私も、月額13万円程度の正社員で、自動車工場の肉体労働をしたことがあります。

全身油まみれになりながら、汗だくで作業しました。

結局、給料の割が良くなく、短期間で自主退職するハメになったのです。

しかも、辞める前は、指導員がキレてかかってたので、ひどいトラウマになりました。

いくら、働けそうに見えるからといって、仕事を続けられる適性があるとは限りません。

ただ、ニートならば、アルバイトをするだけでも、無職を脱出したことになるのです。

なので、国が運営する若者サポートステーションでは、アル活といった活動を求められます。

非正規雇用の問題は解決しようがないので、とりあえず、若者に、低賃金のアルバイトをさせてみようとするのです。

ただ、これだと、将来、貧困化する可能性があるので、根本的な解決にはなりません。

ニートの人が、コンビニのバイトをしたがらないのも、こういった事情から分かります。

私からしてみれば、コンビニのアルバイトすら、高度な仕事に思えてしまいます。

覚えることが多すぎて、とても仕事なんてできないのです。

要点をメモしても、すぐに忘れてしまうので、本当に仕事になりません。

どこまでも、無能な労働者として、仕事を続けるしかないのです。

社会に出てはいけない方も、世の中には存在します。

社内で、ひんぱんに暴行事件を起こす人が、代表例です。

また、多額の損害を会社にもたらす危険のある人も、同じだといえます。

私は、どちらかといえば、後者の人間です。

会社を事故で水びたしにしましたし、高価な実験器具を壊してしまいました。

会社にとっては、お荷物の存在でしかありません。

しかし、そこまで把握できていない大人から、働くように言われます。

世間体の圧力が強すぎるからです。

なので、働くモチベーションとして、おいしい食事や異性と遊ぶことを考えましたが、働くくらいなら、そんな楽しいことでも割に合いません。

ただ、貯金をためて、どこまで生き残れるか、サバイバルプランを作って、お金を稼ぎたいと思います。

前に障害者雇用は受けないと言いましたが、私の住む地域は、限界集落に近いので、障害者の作業所がほとんどありません。

仕方なく、障害者雇用も併用しながら、作業所も受けていくスタイルに変更しようと思います。

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坂口正吾
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