FXのロット数の決め方!アレキサンダー・エルダー氏の2%ルール
FXのポジション量を決めていくうえで、どういった基準を設定していけばいいのでしょうか?
その答えは、投資について研究してきた、アレキサンダー・エルダー氏の2%ルールというものがあります。
彼は、投資におけるポジションの量は、元金である全資金の2%以内に抑えるよう主張しています。
これだけ、ポジションの量を小さくしていけば、連敗を重ねても、損切りに耐えられるのです。
また、資金を増やしていくうえでも、ちょうどいい資金量だとされます。
私が、現在、使っているトレード手法でも、2%ルールを活用しています。
このぐらいのロット量が、適正であり、資金がパンクすることなく、トレードを継続できます。
FXをやっていると、レバレッジが高いせいか、無茶なロット数をはってしまいがちです。
しかし、無理な資金管理をしてしまうと、トレードに支障がでてしまいます。
それで、一時的に勝てたらいいですが、損失の金額が膨大なものになってしまうのです。
資金管理は、FXをしていくうえで、とても重要になります。
しっかり、ポジション量を調整することで、連敗にも耐えられるようになるのです。
なので、ポジションサイジングは、絶対に行うようにしてください。
FXは、レバレッジが高いですから、どうしても、高ロットでの取引をしがちです。
時には、ミストレードで、大きいポジションの取引をしてしまうことだってあります。
そうならないように、エントリーは慎重に行うようにしてください。
つい、多額の収益をあげたいと思ってしまうと、どうしても、高ロットで取引したいと思いがちです。
確かに、ポジションサイジングをしてしまうと、一度に得られる利益は、かなり抑えられます。
そうなると、目標の利益をあげられなくて、イライラするときがあるでしょう。
私も、過去は、そういう悩みで、ストレスでいっぱいでした。
そのときは、FXで資金を倍にしようとやっきになっていました。
どうしても、年利20%程度の利益では、納得がいかなかったのです。
なので、ロットが少ない資金管理は、自然と避けるようになっていました。
FXをやるしかない人は、ほかの収入源に期待できなくなるので、どうしても、高いパフォーマンスを求めすぎてしまいます。
そのため、結果として、資金の減少が激しくなり、簡単に破産してしまうのです。
FXで大きな利益を狙いにくいと分かったとき、同時に、FXに対する幻想もなくなりました。
収入源として頼るのではなく、堅実な資産運用として、投資していく姿勢が重要なのです。
専業トレーダーをしている人は、通常、大きな元金を保有しています。
これは、FXというゲームが、少ない資金で大きく利益をだせるゲームだと思っていないからです。
スキャルピング・デイトレードは、収益性が高く、精神を疲労させてしまう投資手法です。
それならば、1時間足程度の中期足で、ゆったりとスイングトレードした方がましです。