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まっすぐにしか走らなかったミニ四駆がEV自動運転を実現する時代
私が子供の頃、ミニ四駆ブームがありました。
しかし、うちの家族は貧乏で、高いミニ四駆コースすら、買えない事情がありました。
とても、マシンを買える豊かさがとぼしく、おこづかいを数ヶ月単位でためて、ノーマルパーツのついたミニ四駆しか買えませんでした。
なので、貧乏だった私の経験から言うと、ミニ四駆は、まっすぐ走るだけという記憶しかありません。
また、金持ちの友達の家に行くと、ミニ四駆のコースで、マシンを走らせている友人に、ほれぼれしていました。
自分には、ミニ四駆は、子どもの残酷な経済格差をショウチョウするおもちゃだったのです。
そして、現代になり、再び、ミニ四駆ブームが起きております。
かつて、ミニ四駆で楽しんでいた大人達が、趣味で遊んでいるのです。
昔に比べ、ミニ四駆の特殊パーツも進化し、働いている方は、このオモチャに金をかけることができるようになりました。
ところが、障害者の私には、お金をかける余裕がありません。
なので、ユーチューブの動画で、ミニ四駆のレースを観察しております。
さらに、技術は発展し、ミニ四駆に、マイコンをとうさいすることで、自動運転ができるようになりました。
制御マシン回路搭載ミニ四駆…って当時は「いやいやいやw」という感じでしたけど現在の技術だとこのサイズでもある程度の自動運転もラジコン化もできるものなのですね、すごい。 pic.twitter.com/QciLMzsc4M
— 常盤いるむ (@tokiwailm) September 17, 2024
つまり、PCやスマホなどで使われるCPUの基板をシャーシーにくっつけたのです。
しかも、電池は、高性能化し、小型化しています。
モーターのトルクなども、昔と段違いです。
Amazonが売り出した現代版強化学習自動運転ミニ四駆
— にのぴら (@nino_pira) November 30, 2018
シュミレータ(いわゆるenv)が提供されて 各人が自分で考えた強化学習で自動運転を学習させ その正確さを競い合う大会開くとかすごい
あと AWS Deep Racerって名前めっちゃかっこいい
会社で買ってみんなで遊びたい…https://t.co/72YPO4LNfK
そして、最も革新的な技術は、3Dプリンターがあれば、自由にミニ四駆マシンを作れるところにあります。
昔だったら、素材を型に入れて、かためるといった作業が必要でした。
こうして、最新機器を用いて、ミニ四駆が自動で曲がるよう、ゼロからマシンを作っていく、ユーチューブチャンネルがあります。
最初、私が見たときは、大きな感動をおぼえたのです。
もちろん、このチャンネルでは、ミニ四駆の自動運転以外にも、アニメで見られた必殺技(マグナムトルネード、ハンマーGクラッシュなど)の再現や、水中走行にも挑戦しています。
また、動画で作った部品も販売している場合があるので、良かったら、ご覧ください。
私にとって、ミニ四駆、今も変わらず、お金持ちの遊びです。
実際、子どもの当時、セッティング用の特殊パーツを買う余裕はありませんでした。
かげながら、ミニ四駆の進化を観察していこうと思います。
それに、現代は、「龍が如く」というゲームのサブイベントで、ミニ四駆(ゲームではポケサー)を楽しめるのです。
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