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クレヨンしんちゃんの野原ひろしはエリート!年収650万円の勝ち組係長

私がまだ小さい頃は、クレヨンしんちゃんの野原ひろしといえば、安月給のサラリーマンでした。

平成初期に、テレビで見ると、専業主婦の野原みさえが、家計のやりくりに苦労していたのが、記憶に新しいです。

そこで、主人公で息子の野原しんのすけと、娘の野原ひまわり、愛犬のシロを養うことを考えると、かなりのコストがかかります。

おまけに、ローン付きのマイホームや、自家用車の維持費も、痛い出費です。

それでも、野原ひろし35歳は、中小企業で、年収650万円稼いでいます。

この金額は、同年代の令和サラリーマンの平均年収より高いです。

つまり、失われた30年によって、サラリーマンの年収が低下したことにより、一家の大黒柱の野原ひろしは、エリート勝ち組になってしまったのです。

ところが、妻のみさえにとって、この年収は、十分ではありません。

彼女の本音では、世帯年収1000万円は、欲しいところでしょう。

そうなると、しんのすけとひまわりは、児童施設にあずけて、みさえも、共働きすべきです。

しかし、そんなことをしてしまえば、クレヨンしんちゃんのストーリーがなりたたなくなるでしょう。

おそらく、野原ひろしは、営業関係の係長業務をしています。

こう見ると、野原家は、昔ながらの日本人家庭そのものですね。

ただ、今の時代、こんな図式は、当てはまりません。

まず、夫のみに、お金の負担を押しつけるのは、リスキーすぎるからです。

なので、やはり、みさえポジションの妻も、働くことでしょう。

現代は、未婚の単身世帯や、実家住み独身パラサイトが増えています。

もはや、ファミレスも、休日に家族が集まる場所ではなくなってしまいました。

野原家は、普通の人生ではなく、勝ち組人生そのものに見えてしまいます。

何か、せちがらいものを、感じてしまいそうですね。

さて、話は変わりますが、YouTube上で、クレヨンしんちゃんに似せた動画が流行っています。

3Dアニメーションで、非常にリアリティを感じるのです。

この動画では、5歳の幼児がしゃべらないような内容を議論しています。

令和の社会問題を話していそうですね。

ここでは、野原ひろしポジションのキャラが、無職の生活保護受給者になっています。

彼は、働かず、父親にお金をねだってばかりなのです。

野原みさえは、うつ病で精神がおかしくなり、パート勤務です。

しかも、彼女の身体能力がおかしいです。

まさに、現代版におかしくなったクレヨンしんちゃんのようです。



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坂口正吾
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