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順張りのトレンドフォローを成功させるFX講座④ーレンジ相場のだましを攻略

この記事では、私が現在採用している、トレンドフォロー手法のだましを防ぐやり方を紹介していきます。

FXにおいて、レンジ相場が続いてしまうと、順張りエントリーをしても、だましにあって、反対方向にいきやすくなります。

そして、損切を連発して、大きな損失になってしまうのです。

しかも、レンジ相場は、ブレイクアウトが起きるまで、長く続く傾向にあります。

ブレイクアウトでも、そのまま、素直にレンジをブレイクすると思いきや、もとのレンジの中へと戻っていくことがあるのです。

なので、レンジ中は、エントリーをしないことが一番大事です。

図1

480SMAが水平なので、値動きが停滞している

出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)

図1は、前回紹介したFXのトレンドフォロー手法にて、エントリーをしかけようとしている場面です。

しかし、相場のローソク足が上下にいったりきたりして、平行になっていきます。

これでは、方向感が分からず、トレンドの勢いが不明です。

上位足のトレンドは、どちからといえば、下落方向ですが、手を出しにくいパターンです。

それでも、きれいなレンジ相場の形にはなっていません。

この場合、ローソク足の波形ではあいまいな判断しかできないので、480SMAで判断を行います。

図1のチャートで、青い矢印で示された赤い線が480SMAです。

この480SMAがほぼ平行になっています。

このとき、長期のレンジ状態が続くと仮定し、エントリーを控えます。

黄色丸のエントリーチャンスでは、エントリーを行いません。

レンジをブレイクアウトして、大きなトレンドが生じたら、次のエントリーチャンスを待ちましょう。

この長期移動平均線を使うパターンは、レンジのサポート・レジスタンスがはっきりしない場合です。

図2

上下2点以上反発で、レンジとみなす



出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)

図2は、きれいなレンジがあらわれたパターンです!

黄色の水平線は、レンジのサポートレジスタンスを示しています。

通常、大きく見て、上下に2点以上のローソク足が水平線に接触したら、その時点でレンジと判断します。

接触したローソク足は、赤丸1つで1回とカウントします。

図2は、赤丸が上下に2点以上あったので、レンジと判断しました。

この場合、レンジが成立した時点で、エントリーをしないようにします。

図2のパターンは、1時間足のローソク足の場合です。

ただし、それより上位足の4時間足の場合も、図2のようなレンジがでたら、エントリーを控えてください。

トレンドフォローは、大きなトレンドをとっていく手法ですので、4時間足のレンジでは、エントリーしないことが大事です。

以上、FXのレンジ相場攻略法を述べてみました。

トレンドフォローの勝率を高めるには、上記のような対処法が必要になります。

ここまで、数記事にわたって述べてきた注意点を守っていただけたら、トレンドフォローの順張り手法も勝ちやすくなると思います。

後は、ダウ理論のエントリーの選び方を、次の記事で述べます。

ここまで説明できて、やっと、1つの手法が完成するしだいです。

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坂口正吾
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