![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159224828/rectangle_large_type_2_feafea5c57302806308d913a0acc3bbd.jpeg?width=1200)
順張りのトレンドフォローを成功させるFX講座④ーレンジ相場のだましを攻略
この記事では、私が現在採用している、トレンドフォロー手法のだましを防ぐやり方を紹介していきます。
FXにおいて、レンジ相場が続いてしまうと、順張りエントリーをしても、だましにあって、反対方向にいきやすくなります。
そして、損切を連発して、大きな損失になってしまうのです。
しかも、レンジ相場は、ブレイクアウトが起きるまで、長く続く傾向にあります。
ブレイクアウトでも、そのまま、素直にレンジをブレイクすると思いきや、もとのレンジの中へと戻っていくことがあるのです。
なので、レンジ中は、エントリーをしないことが一番大事です。
図1
![](https://assets.st-note.com/img/1729801106-7mc90VDIztNKbkTnyPjHZiOL.jpg?width=1200)
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図1は、前回紹介したFXのトレンドフォロー手法にて、エントリーをしかけようとしている場面です。
しかし、相場のローソク足が上下にいったりきたりして、平行になっていきます。
これでは、方向感が分からず、トレンドの勢いが不明です。
上位足のトレンドは、どちからといえば、下落方向ですが、手を出しにくいパターンです。
それでも、きれいなレンジ相場の形にはなっていません。
この場合、ローソク足の波形ではあいまいな判断しかできないので、480SMAで判断を行います。
図1のチャートで、青い矢印で示された赤い線が480SMAです。
この480SMAがほぼ平行になっています。
このとき、長期のレンジ状態が続くと仮定し、エントリーを控えます。
黄色丸のエントリーチャンスでは、エントリーを行いません。
レンジをブレイクアウトして、大きなトレンドが生じたら、次のエントリーチャンスを待ちましょう。
この長期移動平均線を使うパターンは、レンジのサポート・レジスタンスがはっきりしない場合です。
図2
![](https://assets.st-note.com/img/1729801295-p67RF0j3YgQwEHUyIJXzPtaN.jpg?width=1200)
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図2は、きれいなレンジがあらわれたパターンです!
黄色の水平線は、レンジのサポートレジスタンスを示しています。
通常、大きく見て、上下に2点以上のローソク足が水平線に接触したら、その時点でレンジと判断します。
接触したローソク足は、赤丸1つで1回とカウントします。
図2は、赤丸が上下に2点以上あったので、レンジと判断しました。
この場合、レンジが成立した時点で、エントリーをしないようにします。
図2のパターンは、1時間足のローソク足の場合です。
ただし、それより上位足の4時間足の場合も、図2のようなレンジがでたら、エントリーを控えてください。
トレンドフォローは、大きなトレンドをとっていく手法ですので、4時間足のレンジでは、エントリーしないことが大事です。
以上、FXのレンジ相場攻略法を述べてみました。
トレンドフォローの勝率を高めるには、上記のような対処法が必要になります。
ここまで、数記事にわたって述べてきた注意点を守っていただけたら、トレンドフォローの順張り手法も勝ちやすくなると思います。
後は、ダウ理論のエントリーの選び方を、次の記事で述べます。
ここまで説明できて、やっと、1つの手法が完成するしだいです。
いいなと思ったら応援しよう!
![坂口正吾](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59483602/profile_b71c795799b7242598ca063e2f7ff4a7.jpg?width=600&crop=1:1,smart)