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寝たきりの重度障害者を放置して死亡させた家族が逮捕される理不尽

生きていくうえで、一番、厳しいのは、重度障害者と呼ばれる人達です。

重度障害者は、ろくに手足を動かせず、寝たきりになるパターンが多いです。

しかも、呼吸器系がやられていると、事態は、より深刻になってきます。

ようするに、タンの吸引や、機械で酸素を送る設備が必要になるのです。

その方達に比べれば、自分は、とてもめぐまれているように思えます。

彼らは、つねに、生殺与奪権が、他人にあたえられているのです。

どれほど、自分がもろい存在なのか、実感できることでしょう。

もし、放置されたら、タンがつまり、窒息死します。

それで、保護責任者遺棄罪で、捕まった家族がいました。

その親からしてみれば、24時間の介護で、心身をひへいしていたのでしょう。

本音では、こんなことをするために、子どもを産んだわけではないと、感じているのかもしれません。

しかし、人間である以上、このような状態に、いつなってしまうか、分かりません。

交通事故や、階段からころげ落ちて、セキズイを損傷したり、呼吸器系が損傷すれば、身体の自由がきかなくなります。

もしくは、糖尿病や緑内障で失明することになったり、脳の損傷、四肢欠損で、人の介助が必要になるのです。

そう考えれば、誰でも、生きていくことは、毎日、奇跡の連続です。

しかし、子どもの世話を強制される、親の心情も、大変でしょう。

世の中には、ネグレクトや暴力、虐待を平気でやる親がいます。

もし、そのような親なら、平気で、子どもを放置するかもしれません。

もしくは、施設にあずけて、捨てることも考えられます。

また、重度障害者の世話でもらえる、お金の額なんて、必要最低限度です。

多くの重度障害者世帯は、貧困に苦しんでいます。


きっと、重度障害者として生きていく方は、そうとうなカルマをせおっているのです。

きっと、生まれる前は、前世で、相当の悪人だった可能性もあります。

もしくは、天使になれるほどの魂で、自己犠牲をいとわない性格なのでしょう。

こうした重度障害者は、人生、いばらの道です。

周りからは、差別もあるでしょうし、人の支えなしに生きていけません。

私も、年齢をかさねれば、そうなる可能性があります。

ただ、障害としては、まだ、軽い方で、なんとかなっているのです。

私だったら、24時間の介護をやるなら、すぐ逃げだします。

そして、一部では、こうした人は、安楽死すべきだという意見もあります。

ところが、障害者殺傷事件の植松聖死刑囚のやり方は、過激すぎて、間違っているのです。



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坂口正吾
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