精神科医に聞いたモラルハザード!無職で働きたくない人の詐病の現実
HSPの診察で、精神科医とお話をしたときに聞いたことです。
先生によると、その人がうつ病と偽って診察を受けたとしても、完全に見抜くことができないらしいです。
こちらとしては、商売でやっている関係で、お客さんの望む方向で診断を下さざるを得ないようです。
仮に、診察を断ってしまえば、評判が悪くなり、お客さんが減ってしまいます。
現代では、ネットで、全国の精神科クリニックが口コミでレビューされているのです。
私の通っているところは、小さなクリニックですので、信用にかかわる問題なのです。
それに、予約時間に多くのお客さんが待っていれば、診察も当然雑になります。
診察自体、1人の患者あたり、3分程度ですませることが普通です。
もちろん、血液検査や診断書の作成で余計な時間がかかるときもあります。
3分で、その人が嘘をついているか、見抜くことは困難です。
私が、もし、詐病だったら、とっくの昔に働いていると思います。
その医者からさらに話を聞くと、精神障害で、手帳や年金の保護を受けやすい病名は下記の5つあるそうです。
・重いうつ病
・統合失調症
・てんかん
・発達障害
・双極性障害
もし、無職で働きたくないからといって、上記の病名のふりをして診察を受けたりしたら、最悪、精神障害が認定されてしまいます。
現在、特に、こうしたモラルハザードが頻発しているのです。
HSPや社交不安障害といった病気は、神経症に分類されるため、こうした保護は受けにくいです。
実際問題として、私は、後で統合失調症が発覚し、手帳・年金を受ける対象になりました。
それまで、初診から4年間は、神経症として働ける対象だったのです。
それも、週に1、2回の軽作業のみでしたが...。
こういった人達は、仕事の休職や生活保護を長く維持するために、精神科を受診する傾向があります。
現在、生活保護を受診しているYoutuberの中にも、ひょっとしたら詐病の人がいる可能性があります。
これは、氷山の一角にすぎません。
医者が完璧な診察を行えるほど、人間は万能ではないのです。
もし、患者を疑う治療が行える人がいるとすれば、大病院の勤務医くらいだと思えます。
現に、私が、最初の頃、通っていた大病院の先生は、長期受診をよしとせず、独自の治療法で診察してくれました。
結局、ほかの病院も通ってしまって、怒って診察拒否されてしまいましたが...。
それほど、勤務医というのは、患者に強く言えるほど、雇用が安定しているのです。
小さなクリニックの自営業者は、経営悪化が怖くて、とても行えません。