搾取される人間の特徴!いい人過ぎて相手から利用されるパターン
基本的に、いい人過ぎると、相手によっては、そういうところを利用して得をしようと動きます。
私も、学校や会社にて、いい人であり続けようとしました。
ご飯代がない友人にごちそうをおごってあげたり、頼み事も制限なく聞いてきました。
しかし、それが自分に返ってきたかというと、疑問が残ります。
結局、対人恐怖症で相手の評価ばかり気にしているのです。
そのため、相手の受け答えに、全力を出して、応じようとします。
こんなことを、四六時中続けていれば、いずれ体力の限界がきます。
なので、相手から嫌われることにも、慣れていかねばならないと感じています。
人間は、自分の立場で考えがちな欲深い生物です。
やはり、100%の評価を常に得ようとするのには無理があります。
私は、まさに、搾取される人間の特徴を全部もっていました。
だいたい、仕事のできる人に多いのですが、自分の利益を守ることに上手な人がいます。
こういった人は、自分が嫌われることを全然恐れていないのです。
なぜなら、会社に貢献して利益をあげているという、後ろ盾があるからです。
なので、多少やっかいな癖のある性格でも、まかり通ってしまいます。
私のサラリーマン時代の上司が、そういう性格をもった人でした。
派遣社員の使い方が雑で、口論になっていたことを見かけたことがあります。
それを見かねた、部長クラスの上司が焦って、フェローにいっていました。
私も、損をするいい人をやめようと努力はしていますが、100歩譲って学校レベルでは冷たくできても、会社レベルでそんなシビアな人間になることは困難です。
圧倒的に、仕事ができないタイプの人間ですし、上司の評価が悪くなるからです。
どうしても、周りの評価を上げるために、手伝い仕事もやってしまうと思います。
世の中では、仕事のできる人間とできない人間に分断されて、格差を生んでいます。
仕事のできない人間だと、最悪、経済的地位や家族も失いかねないのです。
良く、漫画やビジネス書に、『できる人間になれ』とありますが、これは、私のような生まれつきの障害者をのぞいた人間に向けた言葉です。
本を書いている著者も、それくらいは空気を読んで理解しろ、と言っているんだと思います。
搾取される人間になるのか、ならないかは、ほとんど運しだいで決定されます。
もしくは、魂が成長するうえで、最も学びになるような苦しい人生を選んできたのかもしれません。
金持ちで欠点のない人間に生まれれば、人生が楽で、イージーゲームですからね。