教員の不人気と人手不足について!金パチ先生に見る熱血教師は働きすぎ?
学校の先生といえば、かつては、子供のあこがれの職業でした。
しかし、今では、少子化なのに、教員の人手不足が深刻化しています。
それほど、学校の先生になりたい若者は少なく、不人気だと言えるのでしょう。
現代の教師は、保護者にこびへつらって、クレームを受け続ける立場にいます。
おまけに、学生の部活には、土日を返上し、つきっきりです。
そして、体罰をおこそうものなら、何らかの処分が待っています。
毎日のイベント関連のプリントやテストの問題を作る、事務作業もきつく、徹夜になることもあります。
さらに、メディアのドラマでは、金パチ先生のような熱血教師がとりだたされ、教員志望の生徒は、理想と現実に苦しむことになります。
こういったドラマでとりだたされるのは、とにかく、学生のことを第一に考える、熱血ぶりです。
通常、学校の時間外の問題は、教師が受けもつべきではありません。
教師にだって、家族がいますし、健康の問題だってあるのです。
特に、まるで、子供をお坊っちゃんやお嬢様に育てたいあげく、貴族のような学生生活を強いる、モンスターペアレントは害悪です。
昔の教師は、もっと適当で、生徒を恐怖で支配していました。
学校で、タバコを吸うこともありましたし、問題を起こせば、体罰もありました。
それが今では、生徒をよびすてにもできず、サービス業のサラリーマンであるかのようです。
学校には、スクールカーストが形成され、格差社会が生まれました。
もはや、生徒たちをまとめる、ガキ大将もいなくなりました。
そうして、公立学校は、どんどん荒れていき、学級崩壊もひきおこします。
ただし、ゆいいつ、救いがあるのは、私立の学校です。
私立の学校は、生徒が受験で選別されるため、問題のある生徒は、ほとんどいません。
学校の先生も、授業がやりやすく、少しはましになるでしょう。
このように、今の教育業界は、学校の先生に能力を求めすぎなのです。
平均的な能力でも、学校をなりたたせていけるような状態がベストだといえます。
金パチ先生のような、働きすぎな教師を求められても、教員がオーバーワークで、休職するだけです。
教員の精神障害もひどく、自己中心的な生徒にふりまわされています。
私の子供の頃は、まだ、先生といえば、怖い存在でした。
中には、問題になる覚悟で、生徒にビンタをかます教師もいたほどです。
それが、今の学校では、骨抜きになってしまい、教師が尊敬されなくなっていきました。