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長期投資でブレイクアウトとオーバーシュート逆張りがうまくいかない理由

ここまで、短期投資のトレンドに乗った順張り、レンジ内の逆張り、ブレイクアウト、オーバーシュートの逆張りと、長期投資のトレンドに乗った順張り、レンジ内の逆張りの手法をご紹介してきました。

ブレイクアウトとオーバーシュートの逆張りの説明はこちらです。

手法の詳細は、下記『私のオリジナル手法』マガジンで紹介してあります。

私は、これまで裁量手法を長期にわたり研究してきました。

そんな中、どんなに検証しても、うまくいかなかった手法があります。

それは、長期投資のブレイクアウトとオーバーシュートの逆張りです。

まず、ブレイクアウトは勝率がものすごく低い手法です。

これを長期投資でやってしまうと、最悪、1年が負けトレードだらけになる恐れがあります。

ちなみに、私の長期投資ブレイクアウト手法は、前に紹介したレンジ内逆張りとエントリーが、反対方向にどうしてもかぶってしまいがちでした。

従って、ブレイクアウトを行う場合、何年分の負けトレードを吹き飛ばすわずかな勝ちトレードに期待しなければなりません。

さらに、もし、勝ちトレードになった場合、私のトレンドに乗った順張り手法と同じように、利益を長期に保持していきます。

損切りラインを移動させて、大幅な利益を狙う考えです。

従って、ブレイクアウトの手法は、トレード回数が多い短期トレードで、相場が転換しやすいロンドン時間に行うことをオススメします。

次に、長期投資でオーバーシュートの逆張りをしてしまうと、勝率が短期トレード以上に低くなり、うまく勝つことができません。

利幅が小さめで、負けトレードの損失をとてもカバーできなくなるでしょう。

これは、長期足の時間軸になればなるほど、トレンドの正確性や力強さが増すことが起因しています。

逆張りの損切りラインも、長期のトレンドによって簡単に突破されてしまいます。

そのため、オーバーシュートの逆張りは、短期足で、市場参加者が少なく、値動きが小さい朝昼の時間帯に行うことをオススメします。

システムトレードで何年も過去検証を行い、サヤ取りで逆張りに使うことも効果的です。

ドル円で東京時間の短期投資で用いれば、一番機能すると思われます。

深夜の時間帯でトレードすることもできると思います。

以上で、ひと通り、裁量トレードの手法を紹介してまいりました。

ここから先は、私自身もまだ上達しきれていません。

統合失調症の頭で精一杯考えましたが、まだまだ上級者のレベルには到達していないのが現状です。

なかなか、毎日、投資の検証データをとるだけでも一苦労です。

今のところ、私は、デイトレードを年単位で一区切りし、投資を行っています。

利益は、あまり大きくないですが、損失も小さいです。

600万円程度の元金でトレードをしています。

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坂口正吾
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