トレンド転換FX順張り手法の無料講座②―第3波確定後の押し目でエントリー
ここでは、前回紹介した、トレンド転換順張り手法のエントリーの仕方について述べていきたいと思います。
この手法で、エントリーを判断するのは、ダウントレンドの続いた波が転換した瞬間です。
なぜ、アップトレンドの続いた波の転換をとらえないかというと、下落の流れは、暴落と言われるように、急激だからです。
したがって、前回、紹介した、『逆張りからのトレンドフォロー』のように、順張りになる前に、エントリーする必要がでてきます。
『逆張りからのトレンドフォロー』は、下記記事の後半解説動画で紹介されています。
では、トレンドの波の転換はどのようにとらえていけばいいのでしょうか?
これは、エリオット波動の転換によって、エントリータイミングをはかっていきます。
図
出典:Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)
図は、検証済みのトレンド転換手法で、エントリータイミングを解説したチャートです。
テクニカル指標は、20SMAの移動平均線と14期間のATRです。
使用通貨はドル円で、時間足が1時間足です。
エントリーをするためのトレンド転換を見つけるために、まず、波形の間隔を確認します。
そして、図の①、②、③のような順番で、1波、2波、3波の合計から、アップトレンドが形成されていると判断します。
これで、今までダウントレンドとして続いてきた相場が、アップトレンドに転換したのだと見なします。
その後、順調に上昇していくこともあれば、再度、ダウントレンドに戻される可能性もあります。
こればかりは、トレードの勝率の問題ですので、気にしないでください。
具体的には、図の赤ラインを超えた時点でアップトレンドになったと見なします。
これは、ダウ理論の高値切り上げが完了した場面です。
そして、図の③の第3波ができた時点で、今度はその押し目を探していきます。
このときに使用するテクニカル指標が20SMAです。
具体的に言うと、図のピンク色の線ですね。
エントリーの見方としては、一度、ローソク足が20SMAを下抜けして、上昇してきたローソク足と20SMAが、再度、接触したところを狙います。
詳しく説明すると、図の黄色の線の部分です。
そして、20SMAと接触したローソク足の終値が、20SMAを上抜けして確定した瞬間にエントリーをします。
このエントリーは、ダウントレンドからのトレンド転換のパターンです。
また、アップトレンドからのトレンド転換の場合ですと、値動きが一方的になり、20SMAまで、戻ってくれない可能性が高いです。
以上が、順張りトレンド転換手法のエントリー方法です。
ダウ理論やエリオット波動の原理が分からない方は、ネットで調べてみてください。
もし、教えてほしい場合には、ずいじ、コメントからお受け致します。
また、テクニカル指標であるATRは、損切幅や利幅を測るために使用します。
これは、次回の記事で、詳しく述べていこうと思います。
では、ご覧いただきありがとうございました。
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