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教育は親子が変える

戦前から現在に至る日本型教育の根幹は、主に社会的要請に基づいて作られてきました。

戦争で勝つためにはどんな人材を育てるべきか。
戦後の経済復興を推し進めるためにはどんな人材を育てるべきか。

こういった社会的要請に従い、トップダウンで教育はがなされてきました。

それでは、現在の日本はどうでしょうか。
国として「こうゆう力を身に付けられるようにします」と示してはいますが、何のために「学ぶのか」が人の数だけある、混沌とした社会が形成されています。さらに言えば、なぜ「学ぶのか」を理解していない人さえいます。

教える側も然りです。混沌とした社会の中で現場の教師さえもが「なぜ、何を、どうやって教えるのか」を見失っています。つまり、現場から離れた所にある教育委員会や文部科学省、ひいては国は個人に応じた適切な教育を行うことは不可能に近いと言えます。

そういった中で、価値のある教育を子どもが受けるにはどうすれば良いのでしょうか。
勿論、先見の明をもち「なぜ、何を、どうやって教えるのか」を明確にしている教師に出会うことができればかなりの人生大当たりです。
そうでなければ、やはり、親と子が価値ある教育を見定める必要があります。

偏差値の高い学校、知名度の高い学校に行かせることが必ずしも子のためにはならないこともあります。

子に教育を受けさせる義務があるのは親である必要が、この時代になってよくわかってきたように思います。



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