
私の「2024年 Spotifyまとめ」
毎年、12月になるとSpotifyが聴いた音楽についてまとめてもらえるので、それに関して記録をする。
トップソング&アーティスト

トップソング
SUSHIBOYSメンバーとしても活動するラッパー、FARMHOUSE。2位にランクインした「distance」のほか、「リンス」「kappa」も素晴らしくて、彼のソロは1年を通してよく聴いた。SUSHIBOYSのときより、彼の内面がにじみ出たリリックが綴られている点が妙にグッとくる。WWW Xで開催されたSUSHIBOYSワンマンも行ったが、生のラップが相変わらずうまくて感動する。同じくワンマン(WWWにて開催)に行ったMFSの「Combo」は3位。「イマジネーションがタランティーノ」は今年を代表するキラーフレーズの1つだ。
今年1番素晴らしかったと思う作品はDoechiiのミックステープ『Alligator Bites Never Heal』だが、その中でも「CATFISH」「NISSAN ALTIMA」が特に好きだった。TDE以前のDoechiiを聴いてもやはり今作ほどの凄みは感じられない。悔しいけれど、TDEのプロダクション力に脱帽だ。このミックステープが今年上旬にリリースされていたら、アーティストの方でもランクインしていたと思う。
トップアーティスト
Jay WorthyがDam-Funkと組んだ『Magic Hour』は今年の夏、本当に繰り返し聴いた。暑い日に聴くのにぴったりなレイドバックしたG-FUNKサウンドで、夏も長かったので、最もリピート数が多い作品だったと思う。ただしJay WorthyとBenny The Butcherが1位、2位にランクインしている理由は他にもある。それは、この2組が今年3枚ずつまとまった作品を出しているという点だ。そりゃあもうたくさん聴いてしまうよね、とは思う(Jay WorthyとDJ Freshのアルバムも最高だった)。
3位のGloRillaも今年2枚作品をリリースしている。世間的には10月リリースのデビューアルバム『GLORIOUS』の評価が高くグラミーにもノミネートされているけれど、自分は4月に発表されたミックステープ『Ehhthang Ehhthang』が、クランク色の強さゆえに大好きで、鬼リピしていた。
YeことKanye WestとTom Waitsは学生時代から好きなで毎年よく聴いているアーティストなので、安定の順位だ。
音楽ジャーニー

それぞれどんなジャンル名なんだ…というツッコミは一旦置いておいてーーー1月にラップを聴いていた自分が、映画のサウンドトラックをよく聴くシーズン(3月)を通過して、10月にまたラップに戻るというのがよく現れた「音楽ジャーニー」だった。
サウンドトラックについてさらっと記しておくと、映画『Here』『Ghost Tropic』(バス・ドゥヴォス監督)のサントラにとても感動してよく聴いていた。手掛けたのは、どうやらベルギーのギタリストで、Brecht Ameel(ブレヒト・アミール)というミュージシャンらしい。 映画自体も大好きだったが、それを引き立てる素晴らしい楽曲群だった。
My Top Songs 2024 Playlist
2024年に再生数の多かった100曲が自動的に選ばれたプレイリスト。100曲となると、自分でも意外な曲が入っていたりする。
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