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ストロング

先日、久しぶりの先輩と飲みに行った。そんな中での会話。

石「普段晩酌ってするんですか?」
先「ああ、ちょこっとね。1日2本て決めてる」
石「節制してるんですね、偉いなぁ。」
先「3本飲むと腹膨れちゃうから」
石「ビールですか?」
先「ううん、ゼロ。」
石「ノンアルですか、ますます健康的!」
先「違う違う。ストロング、ゼロ

口に含んでいたハイリキを吹き出した。
ストゼロってメシの最中に飲む人いるんだ。

この時点で一気に火がつき飲みが俄然楽しくなってきた。色々聞いてみる。

石「つまみとか何にするんですか?」
先「茶碗蒸し大体2杯かな。」

ハイリキをググッとこらえる。

石「え?茶碗蒸し食いながらストゼロ飲むんですか??」
先「え?普通じゃない?」
石「いやいや普通じゃないですよ笑。カオスです。世界に一人いるかいないかじゃないですか?」
先「そうかなぁ、けっこう腹も膨れるんだけどな」

もともと話が噛み合っていない上に、さらに斜め上の回答をオールウェイズ提供くれる先輩。
これだよこれ。

先「さすがに3杯は食えないけど」
石「え?茶碗蒸し3杯くらいなら余裕じゃないですか?かなり変わってますけど」と言うと、
先「メシだよ、茶碗メシ!3杯はきつい!」

って…。茶碗メシってなんですか?そんな固有名詞はありません。初めて聞いたぞ茶碗メシ。あなたと食べたい茶碗メシ。

それはいいとして、つまみ聞いてんのに米の量の話になってるのマジでセンスオブワンダー。 そうだ。この脳がやられる感覚を味わいに来たんだった。

その後もぐちゃぐちゃになった歯車は加速度を増し、宴は続いた。

先「なんか頼むか~」
石「先輩決めていいですよ」
先「じゃあフライドポテトと、唐揚げと、焼きそばと…」



カラオケかよ笑

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