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『the sleeping Beauty』 BEL AIR
昨日は疲れた。
出社すると朝イチでBIGなトラブルが発生。
品物の対応もそうだが、何よりお客様からのクレームに対しての気疲れが半端ない。
この荒んだ心には良質なシンフォニック・ロックが必要なのだ。
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『the sleeping Beauty』BEL AIR
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Markus(vo) & Hans-Georg(b&key)のVogt兄弟により結成され、89年に発表された独産Symphonic Rockバンドによる2枚目のアルバムだ。
ドイツというと硬質で難解なサウンドや、実験的で最先端を行っている様なバンドをついつい思い浮かべてしまうが、このBEL AIRは直球ど真ん中のシンフォニック・サウンド。
メロディアスなギターと流麗なピアノ、美しいフルート、程良い手数のドラムと朴訥な英語詞のボーカルが実に心地良く、兎に角安心して聴ける。
同じ独産の『NOVALIS』もそうなのだが、メロディが本当に優しくて、疲れた時など聴きながらグッスリと良い眠りにつく事が出来るのだ。
本当は別のバンドを二つ用意してあったのだが、両方とも『無理にテクニカル風にしている』のが耳についてしまい、予定を変更して『BEL AIR』の御登場と相まった訳ですが、やっぱり正解だった。
今回、数年ぶりに聴いたのだが、購入当時より更に耳心地が良く聴ける様になった為か、実に良い時間が過ごせた。
こうして知られざる優れたジャーマン・プログレをご紹介出来た幸せで、我が瞼も満足したのかゆっくりと閉じて行きそうに・・・
勿論睡眠時のお供は『BEL AIR』。
ドイツの素晴らしいSymphonic Rockバンドに心からの感謝を。