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『セクシャルバイオレットNo.1』

「博士!こちらです!!こちらが発見場所です!!」

「おおお。ここの地層から出土したのかね?
この状態から推測するに、21世紀辺りかのう?」

「流石です博士!!よくお分かりになりましたネ?」

「フォッ、フォッ、フォ。実に簡単じゃよ。
この層を見てご覧。この層だけグチャグチャじゃろ?
これは大きな戦乱があった証拠じゃて。」


「博士!勉強になります!!」


「しかし、此れは凄い発見じゃの。化石化しとらん遺物が出土するとは本当に奇跡じゃ!
古代文字解読機はまだ到着せんのか?」


「もう少しで到着する筈ですが・・・
来ました!!古代文字解読機です!!」


「よし!では早速作業開始じゃ!!」


「博士・・・この表記は一体何でしょうか?」


「うむむ・・・解読機によるとじゃな、これは一種のペインティング器具じゃな。やはり過去に発掘した化石に同じ様な文字があっての、解読した結果、古代では日常的に身体や顔などに勇者としてのペイントを施していたそうじゃ。」


「それではこれは勇者としての証ですか?」


「そうじゃ。ほら、この文字ではこの器具の名前が羅列されておるわ。
セ、セクシユアルバイオレトノー1じゃな。」

「セクシユアルバイオレトノー1ですか?」

「そうじゃセクシユアルバイオレトノー1じゃ。残念ながらペインティング剤は石化しておるが、ラボに持ち帰りペインティング剤を復元してみようではないか。」

「博士!是非やってみましょう!復元が楽しみですネ!!」


その年、復元されたペインティング剤を商品化した事により、失われていたメイクアップ技術が復活。

それにより、世界的な『ウォー・ペイント』ブームが巻き起こる。

と、同時に長年失われていた感情『怒り』や『憎しみ』が眠っていたウィルスの様に復活。

徐々に人類へと広がり、アウトブレイクを招くとは、この時点で誰も知る由も無く・・・


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『セクシャルバイオレットNo.1』
桑名正博 1979年

作詞・松本隆
作曲・筒美京平
編曲・桑名正博&ティアー・ドロップス、戸塚修

当時、圧倒的なカッコ良さで音楽シーンを賑わせていた桑名正博さんが、更に歌謡界でブレイクしたきっかけがこの曲。

カッコイイ曲を格好良い人が歌うと、こうなるという良い見本ですネ♫

動画は亀渕友香さんと金子マリさんという、超・超・豪華コーラス編成!!

痺れます!!



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