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五泉市議会 2021年第6回定例会 一般質問で注目したポイント

公開されている一般質問通告一覧表から注目した内容をピックアップしました。会議録の公開が待たれます。

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質問者:阿部 周夫
「新型コロナウイルス第5並みの状況下の行事等の開催について」

市議会での一般質問の後にあたる9月8日に予約制で計画されていた"さいといもまつり"について中止のお知らせがありました。
里芋は五泉市を代表する農産物、継続したPRも自治体の大事な活動。開催予定日は現時点での緊急事態宣言後にあたっており、県内で開催されている他の屋外のイベントと比較して中止にせざるを得ないリスクはどこにあったのか。中止になった経緯、本質問との関係についても注目してます。
 新型コロナの感染拡大が始まってもうすぐ二年。お隣の阿賀町等ではオンラインでの地域PRが行われており、感染対策と地域振興の新しい形が五泉でもきちんと模索されているのか気になるところです。

質問者:羽下 貢
「道路管理について」

一般質問通告一覧表からは具体的な場所、課題が読み取れない。追加情報を待つ。

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質問者:山田 正良
「新型コロナ感染者の自宅療養者用等支援計画について」

ウイルスの活動が活発になる冬を迎えるにあたり、もし感染してしまったら五泉市ではどんな療養生活になるのか、心配な方も多い。適切な隔離、買い物代行、育児サポートなど、他の自治体での療養サポート事例も増えてきました。五泉市では安心して療養できるのか、議会で具体的な提案が出ていることに期待。

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質問者:波塚 静亮
「新型コロナウイルスの感染状況と対策について」

学校現場、保育園での感染予防策について言及あり。既に学校での感染者が出ていますが、冬を迎えるにあたり具体的な対策が求められる重点課題。
新潟県からは抗原検査キットが学校へ配布されたとニュースになっていましたが、潜伏期間にある感染者・無症状感染者を補足できず、精度にも難あり。こちらも他の自治体で様々な取り組みが行われています。五泉市の対策に期待。

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質問者:安中 聡、今井 博
「公共交通について」

ごせんふれあいバスの運行ルート、ごせん乗合タクシー さくら号のエリア縛りについては以前から使いづらさを指摘する声があがっている。今後の過疎化と高齢化により免許を返納する方も増え、交通弱者の移動においては公共交通機関が重要な役割を果たす。
市民からのニーズにどのように答えていくか注目しています。

質問者:白井 妙子
「障がい者が安心して暮らせるまちづくりについて」

一般質問通告一覧表に記載された文章によると市内のリソースで障がい者が暮らしていけないと読み取れる。これは問題。何がどれほど足りないのか提案議員からの詳しい情報を待つ。

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質問者:今井 博
「インボイス制度について」

商売をされている方以外は耳慣れないかもしれないですが、2011年度税制改正において導入が決まり、2023年10月1日(令和5年10月1日)より運用スタート予定のインボイス制度。今年の10月から事業者の登録が始まります。
インボイス制度の導入により「売上1000万円以下の免税事業者への影響」が懸念されています。「仕入税額控除」により仕入値が同額なら課税業者から仕入れたほうが有利であるため、免税事業者からの仕入れを控えるということが懸念されています。

また、小規模の免税事業者がインボイス制度に正面から対応しようとすると以下の準備が必要になります。
・インボイス制度の要件にかなった請求書を準備
・免税事業者から課税事業者に変更する場合、会計処理も大きく変わるため、経理処理を円滑にできるよう会計ソフトの見直しが必要

新型コロナウイルスの影響で経済が冷え込んでいる中でのインボイスの導入には、日本商工会議所をはじめ多くの地方自治体で反対意見があがっています。

日本商工会議所
令和3年度税制改正に関する意見(2020年9月16日)
https://www.jcci.or.jp/r3zeiseikaisei_ikenhonbun.pdf


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