ナンピンマーチン型EAの是非について
アルティメットウィナーシリーズEA(Ultimate-Winner)は大別するとナンピンマーチン型EAになります。
ナンピンやマーチンと言うと、それだけで生理的に受け付けなかったり、大きな抵抗を感じる方もいるかと思います。
トレード経験者、EA利用経験者になればなるほど過去にナンピンマーチンで口座を溶かした経験があるために抵抗感があるのではないかと思いますし、実際に私も過去にあるグループから提供されたEAで大損を被ったことがあります。
過去歴の詳細は割愛しますが、EAによる大損を経験したことをきっかけにEA自社開発に着手しました。
数多くのEAの利用経験及びEAの自社開発の中で最終的にナンピンマーチン型EAを採用し、各種改善を取り入れ最新バージョンはV5になります。
では、何故、世間一般で一定数の人から毛嫌いされているナンピンマーチンのロジックを採用したかと言うと、端的に言うと、過去相場からのデータから分析すると、相場の基本的な動きはレンジ相場だからです。
レンジ相場であれば、上げたものは下げる、下げたものは上げるというジグザグ運動なので、ナンピンマーチンがもっとも効率的に利益を取れるロジックになります。
いや、待てと。ゴールドはトレンド出たら手がつけられないくらいのトレンド相場になるのでレンジではない、と思われる方も多いと思います。
レンジなのかトレンドなのか、実は明確に規定化するのは困難で、時間要素を入れれば短期ではレンジで、長期ではトレンドになることもありますし、その逆もあると思います。
アルティメットウィナーはゴールド含めてポンドル、ユロドル、ポンオジの過去相場を分析し、パラメータのチューニングと最適化を行い、EA自らレンジ相場となるようにエントリータイミング、ナンピンタイミング、利確タイミングを絶妙にコントロールしています。
EAロジックはノウハウの結集、根幹であり企業秘密に該当するため詳細開示は出来ませんが、ポイントを要約して説明すると下記の通りになります。
<アルティメットウィナーEAロジックのポイント>
■過去相場ビッグデータ分析
■ナンピン数最適化(無限ナンピンはしない)
■マーチン倍率最適化
■初期エンリータイミング厳選
■相場に応じた変動ナンピン幅ロジック導入
■最適化された利確タイミング
■逆張り(全通貨ペアとゴールド)ロジック
■自動損切付トレンドフォロー(ゴールド)ロジック搭載
私が考える「悪い」ナンピンマーチンは過去相場を無視しバックテストも実施せずに短期の利益を目的とした注文幅が小さく且つ無限ナンピン(10本以上)になります。
その場合でも実は短期では稼げますが、未来相場でトレンドが発生すると資金によってはあっという間にロスカットとなってしまいます。
世間一般で、ナンピンマーチンは必ず破綻するというのは以上の理由からだと思います。
実際のところ、アルティメットウィナーも過去バージョンV4以前においては、いわゆる「悪い」ナンピンマーチン型に位置していたと認識しており、ご利用者にはご迷惑をお掛けしたこともありましたが、最新V5においては、上記リストした通りの各種ロジックや改善を入れたことで、安定型ナンピンマーチンEAに仕上がっていると自負しております。
当然未来相場においては未知数であり、トレードには絶対はありませんので、現ロジックの破綻リスクはゼロかというとそれは否定することになると思いますが、現時点で考慮、デザイン出来る最も安定型のナンピンマーチン型EAにアルティメットウィナーは仕上がっていると思います。
EAの動きを総括するこのような感じになります。
尚、アルティメットウィナーEAの運用にあたっては、運用資金に応じた最適設定が事前に計画運用前に出来るスプレッドシートを用意していますので、EA内搭載ロジックに加えて資金管理の観点からも安心安全運転出来る安定型EAとなっています。
以上、アルティメットウィナーEA開発者の独自の目線が多数入った記事となっているかと思いますが、今後のEA運用の参考になれば幸いです。
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宜しくお願いします。
PS:ブラスト+(blast+ V2)というアルティメットウィナー開発者のもう一つのEAは安定度返しのハイリスク・ハイリターンEAになります。