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「村」をつくりたいんだよ、俺たちは。

長野県信濃町にて、Earthboat Village Kurohimeが2024年4月1日にグランドオープンいたします。現在予約受付中なので、ぜひ泊まりに来ていただきたいのですが、こちらのEarthboat Villageは我々が展開していくビジネスのモデルケースになると思っています。なぜ、Village(村)なのか。なぜ、この土地なのか。今日はそのあたりをお伝えします。

Earthboatというプロダクトを使って、全国に宿をつくっていく

まず、我々はEarthboatというトレーラーハウスを作っていますが、これを単体で販売することはしていません。我々が展開するビジネスは、全国で宿を開業したい、土地を活用したい、という方達にEarthboatを提供し、一緒に宿を作っていく仕組みです。

第一弾として始動するEarthboat Village Kurohimeは、長野県信濃町にあるのですが、こちらの運営パートナー企業はThe Saunaなどを展開する「LAMP」です。彼らと一緒に、この土地を探し、開拓し、1年ほどかけて作り上げました。

活用されていない土地を探し、開拓する

Earthboat Village Kurohimeがある場所は、地元の人でもこんなところに溜池あったっけ?と言うくらいに、外から見えないような窪地にひっそりとあるのですが、それがまた素晴らしく。

初めて訪れた時の一枚

周囲を森に囲まれて、民家も無く、周りから隔絶された土地でした。こんな場所にEarthboatを設置して過ごすことができたら最高だろうなと。置ける台数は10台くらいかな?10台も置いたら、村っぽくなるよな。そうだ、ここは村にしよう。Earthboat村だ。

区画化された配置というよりは、土地の形状に合わせて自然発生的に家々が配置されていくように、有機的な作りにしよう。その方がより土着的な村の雰囲気が出そうだよね。この荒地を徐々に開拓していこう。OPEN時に完成しているのではなく、何年もかけて、土地に手を入れ続けて、徐々に素敵な村にしていこう。

周りの集落から隔離された別世界。ここに、Earthboat Villgeをつくろう。

そういう想いで、1年以上の年月をかけて(とはいえ、1年くらいで出来ました。このスピード感もEarthboatの特徴です)、ようやく出来上がりました。

開拓している途中

もともとIT畑の人間が、土木工事を行い、1万坪の土地を開拓して村を作るのですから、まったくこれまでの経験値やノウハウが通用しない、別言語が飛び交う世界でとっても刺激的でした。

無知が故に、「いけるっしょ」「やれるっしょ」という感覚で強引に推し進めたのですが、非常にスタートアップっぽくて良いですね。行動すれば、知識や経験はあとからついてくるので。行動あるのみ!

雪が降る時期ですが、なんとか設置完了


地主の方の想いと、Earthboatを導入するメリット

地主の方にお話を聞きにいくと、親から相続したは良いが、広すぎる土地で草刈りなどの管理だけでも非常に大変だとおっしゃっていました。また、廃屋もありそれらを撤去するのも費用がかかるのでなかなかできず。かといって、この土地を売りたいわけでもないが、活用するアイデアも無い。と言う状態でした。

まさに!そういう土地って地方にはたくさんあるんじゃ無いかなと思っていて。そういう土地をうまく活用できるんじゃ無いかと思い、Earthboatを作っていたので、その想いも含めてご提案させていただきました。

地主さんからすると、Earthboatはトレーラーハウスなので、20年後などに事業を終了する場合でも、動かして、土地を元に戻してお返しできる という提案も響いたようです。日本の多くの観光地では、バブルの頃に建てられた観光施設や別荘などが廃墟化して社会問題になっています。Earthboatは、宿を営む上で長い目線で考えたときに、なるべく土地を痛めずに、元に戻せるオプションも取りやすいよう設計されています。

日本中に宿を展開したいが、将来、それらが廃墟化して、各地域で負の遺産となる、そういう懸念点をなるべく無くす意味で、トレーラーハウス型のEarthboatを作ってきました。今回、地主さんにはその点も評価していただけたのは良かったです。

「村」ってなんかいいよね

Earthboat Village Kurohimeの遠景はまさに「村」

我々がEarthboatを設置する際にいくつかの基準があり、以下のうちひとつでも該当する土地を探しています。

  • 絶景が望めること

  • 水辺(川、湖、海など)に面していること

  • 周囲から隔離された場所であること

上記のような場所に、複数台のEarthboatを設置して村を作っていく。そんなプロジェクトを全国規模で現在企画中です。

場所によっては、2〜3台しか設置できないため、村っぽくはない場所もありますが、それはそれで面白そうな土地に設置できる予定です。

使われていなかった土地を探してきて、地域の方達と協力して、Earthboatを活用した宿を全国につくっていく。自分の趣味嗜好にも合致した、とってもわくわくするビジネスの輪郭がようやく見えてきました。

大開口からの眺めは抜群に良いです
雪深くても問題なく設置できるのも強み

土地とオペレーター募集中です!

Earthboatを運用したい!という熱意のある方からのご連絡をお待ちしています。使われていない土地があり、自ら事業主体として運用を考えられている方はいつでもご連絡ください。一緒に、村づくりやりましょう!

採用もやってます!

ありがたいことに多くの反響をいただき、プロジェクトが水面化で多数動いております。Earthboatに興味があり、一緒に村づくりをしたいと思ってくれる方いらっしゃいましたらご連絡ください!

  1. ディレクター(プロジェクト管理)

  2. プロダクトマネージャー(製造管理)

  3. カスタマーサポート

上記3職種を募集いたします。

1のディレクターは現在3名在籍しており、全員が他業種からの転職、未経験でのスタートです。(そのうち1名はパソコンも触った事ないレベルでした)村つくるぞ!という熱い想いとコミュニケーション能力があれば大丈夫です。ただし、長野県信濃町のオフィスへ通勤必須です。

2のプロダクトマネージャーは、Earthboatの製造自体をマネージメントしていただく部門です。ハウスメーカーなどで製造管理などをしていた方だとドンピシャだと思います!たぶん!たくさんEarthboatつくらないといけないので、非常に重要なポジションです。こちらは、リモートワークOKです!(ただ、製造拠点が千葉にあるので、出張ベースで千葉に行っていただく必要があります)

3のカスタマーサポートは、今後どんどん開業していくうえで必要なので募集いたします。基本的にオンラインでのサポートになるので全国どこにいても大丈夫です!

まだ、社員4名しかいないスタートしたばかりの会社ですが、大きなビジネスをつくるためにゴリゴリやってますので、このタイミングで参加したい!という方はぜひご連絡ください。

hello@earthboat.jp


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