電子レンジにNFCシールを貼ってレシピ集を表示する
以下の記事でも書いた「NFCタグの使い道」として、新しく電子レンジにシールを貼る、ってのをやってみています。
あたためとオーブンにしか使っていない電子レンジ(それ以外使う気にならない地獄ユーザーインターフェイス)
家にある電子レンジ、それなりに高機能なやつを使ってるんですが、あたため、オーブン以外の機能は全く全然使っていませんでした。
うちにある電子レンジ(と同格くらいのモデル。見た感じ機能もUIもほぼ同じ)
あたため、オーブン以外のことに使う気にならなかった理由として、UIが超絶わかりにくくてあたため以外で使う気にならない、というものがある気がします。
「よくわからない」を理由に使わずにいたのではないか?
ただ、基本的な機能以外のことを使ってなかった理由はそれだけじゃなくて「高音スチーム調理とかそんなんで美味しくできるわけないだろ」みたいな根拠のない思い込みだったり、直感的に理解し難い行為に対する、これまた根拠のない拒否感だったりが「使わない」大きな理由だったような気がします。
そんな中、最近読んだ以下の本の中で「家事を楽するために最新家電を使いまくる」的なことが書かれていました。
その中でも料理に関することは(自分がやってないようなことが多く)印象に残る内容がたくさんあったんだけど、これ読んで最初の「あ、これは俺には真似できないな」って感じてしまったんですよね。
一般的な鍋とかフライパンは全部使わない、みたいな内容について、これを「自分の想像の範囲を超えているから」という理由で「俺にはできない」って決め付けてしまっている自分がいました。
ただこれ、なんていうかよくある「新しいものに置いていかれる人の典型的な思考じゃねえか」と思い至り、逆に「1回できる範囲で真似してやってみて、自分に合うかどうか決めねばならん」と決意しました。
電子レンジの自動調理ならすぐできる
で、最初の話に戻るんですが、そういえばうちの電子レンジに、水蒸気で調理をしてくれる機能があったよね、ということに思い至り、できる範囲でこれ使って料理を作ってみよう、と。
わかりやすいところで言うと、唐揚げとかカレーとか、ハンバーグなんかは「標準機能」で作ることができるぽい。
少なくとも1回以上、これらの料理を電子レンジで作ってみて、実際どんな感じなのか体験せねばならない。
作り方説明書をNFCで起動する
とりあえず実際に料理を作ろうと思ったんですが、ここで問題発生。
レンジには「番号と料理名」が書かれていて、その番号を選べばその料理を作ることができるんだけど、そのために必要な情報がなにもわからない。
例えば「材料をどう言う状態で設置すればいいのか」みたいなのも付属レシピ集に載ってる(スチーム用の水を入れるとか、どの皿に、どういう状態で乗せるとか)んですが、レンジ本体見ても、それに関しては一切なにもわからない。
まあ、そういうわかりにくさも、今までレンジ調理、というものに手を出さなかった理由でもあるんですが、実験に燃えてる自分としては、そこは乗り越えねばならん。でも、レンジの横に「作り方集」置いとくのは邪魔。
と思い立ったのが「レンジにNFCシール貼って、iPhone近づけたらレシピ集を表示する」ということ。(下記画像はデモ動作。レンジのどの場所に貼るが一番使いやすいか模索中)
このやり方、現実的に許せる速度でマニュアルを表示できるし、物理的な場所も必要ない、自分の中で「NFCタグの(ほぼ)理想の使い道じゃないか」と感じています。
というか、料理系の予備動作(主にレシピなど)は自分のレシピノートとか表示するときにも役立ちそうだし、家電系で何度か見たくなるマニュアル(あるのかな?)を表示させるような場面でもわりとやくだちそうだし。
というか、業務端末とマニュアルを紐づける、みたいな行為にはすごく良さそうじゃねえか、と思ったりもしています。
焼きそば作ってみた(リピなし)
ちなみにこれを思い立ったその日、今すぐレンジで「焼きそば」が作れそうなので作ってみました。
が、少なくとも焼きそばに関しては「普段のやつより美味しくなかった」し「後片付け含めて手間が減る見込みもほぼなし」という理由で、レンジで焼きそば作りはないな、という結論に至りました。
まずわかったのは、ある程度水蒸気調理用のテクニック(主に食材の並べ方)も必要で、それに合わせた材料やレシピなど、ある程度試行錯誤と工夫が必要そうなこと。
マニュアルそのまんまの作り方をしない場合には、わりと難しいかもしれないな、と感じました(レシピ本に書いてあった「もやし」は、家になかったから使わなかった。これによって野菜に蓋ができず、ニンジンがカピカピになった)
という感じのことをPodcastで話しました
詳しくは以下からご視聴いただけます。
そして、勝間和代の「料理だけの本」を今買いました。
新しい試行錯誤ジャンルが手に入ったので、今後はこの辺りもいろいろ実験していこうと思います。