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【琉球大学受験対策】〜全体像編〜

スポーツなどで戦う相手の情報を調べずに戦いを挑んだらどうなるでしょうか?

当然負けます。

受験もそれと同じで、入試問題の傾向を分析し、対策をたてることが重要になります。

相手を分析し、それに対して正しい方向性の努力(効率のいい努力)ができて初めて受験は成功します。

琉球大学に合格したいと思うならまずはその入試の特徴を掴みましょう。

今回は琉球大学の受験の全体像についてお話したいと思います。

文理別、科目別の対策も今後随時更新していきますのでお見逃しなく。

なお今回の記事は医学科以外を対象にしたものです。医学科版も後日書いていきますのでよろしくおねがいします。

琉球大学の入試の特徴

琉球大学の入試を分析すると

・共通テストの配点が大きい

・共通テスト(センター)は65%とれると合格圏になる。

・二次試験は比較的優しいレベル(共通テストがある程度できる人ならそこまで難しいと感じないはず。数Ⅲも入試標準レベル以上はほぼでない)

の3つの特徴が浮かび上がってきます。

一部の学科では二次の配点が大きくなりますがほとんどの学科は共通テスト重視の配点になっています。

それを踏まえて受験生がやるべき対策は

共通テスト重視で勉強をして、二次は基礎レベルができるようにする。

ことです。

共通テストの目標とやるべきこと

琉球大学の受験では、共通テストを60%取れれば十分勝負できる範囲、65%とれれば合格圏、70%とれれば余裕をもって二次に臨めるという形になります。

そこで目標にするのは65%としておきます。

そして共通テストで65%をとるためにまずやるべきことは

教科書+αレベルの問題集とセンターの過去問

になります。

数学で言えば、基礎問題精講、黃チャートあたりのレベルがこなせるようになれば十分でしょう。(それぞれの教科のレベル別オススメ参考書などは他の記事で紹介していきます。

その後センターの過去問(5~10年分)と共通テストの模試・予想問題集をこなせれば65%を狙える状態になってくると思います。

高3の夏頃までに問題集を2周以上完了して、11月頃からセンター過去問に取り組めるといい感じです。

なお共通テストとセンターで形式が変わってくる可能性はありますが、幹となる部分が大きく変わることはないと考えられます。

文科省が出している声明でも「これまでのセンター試験の良問の蓄積を受け継ぎつつ・・・」という文言が入っており、出題形式は多少変わるものの問われる中身が大幅に変わることはないと考えられます。(ただし見慣れない形式の出題でセンター試験以上に難しく感じる可能性はあります。また共通テストの方向性に関しては現時点で文科省の声明等からあくまで予想したものに過ぎません。)

したがって共通テストになるからと言ってセンター試験の過去問に触れないというのは避けたほうが良いでしょう。

そしてそのレベルの対策をすることがそのまま二次の対策にも繋がります。

二次試験の対策

二次試験に関しては上記の共通テスト対策がしっかり出来ていればあとは過去問をやるだけで大丈夫だと思います。

問題集も二次用にレベルの高いものを買い直さず、共通テスト対策用に買った問題集をこなせば十分だと思います。

共通テストと同じように、問題集を高3の夏頃までに終わらせて、9月くらいから二次の過去問に取り組めるといい感じです。

二次の過去問は10年分くらいを目安にやりましょう。

そして過去問をやりながら、苦手範囲は適宜問題集や参考書で復習していくと良いでしょう。

二次で高得点を狙うのなら少し上のレベルの問題集をやっていっても良いと思いますが、共通テストの配点が大きい入試でその作戦を取るのは個人的にはオススメしません。

このように琉球大学の二次対策は共通テスト対策とオーバーラップする部分が多く、比較的対策のしやすいものとなっています。

まとめ

琉球大学の受験は簡単ではありませんがしっかりとした対策をすれば、誰にでもチャンスがあると思います。

受験生の皆さん、琉球大学進学を考えている高校生のみなさんの力になれると嬉しいです。

大変だとは思いますが、頑張ってください。

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