上を向いて歩こう→マティを向いてビスターリ
これは、ネパール逗留生活中、ネパール語の読み書きを習い、遊び感覚で始めた、初めてのネパール語訳した「上を向いて歩こう」
まあ、あちらのお宅では、ご主人が以前日本にみえたこともあり、あの最悪の事態に陥ったとき、私が、何気に「上を向いて 歩こう~~」と歌い始めたら、ご主人も、懐かしそうに歌い始めた。
で、まだ未熟なネパール語で、訳してみたならば・・・と。
題名は、歩こうを、ビスターリ(ゆっくりと)と、オリジナルにした。
ほとんど、単語の、羅列の組み合わせに過ぎなかったが・・。
あちらのご家庭で、他のお客様と歓談するときに、さりげない余興のつもりで歌ったりしている。お客様は、ネパール語が大体できる方が多いので、このど素人訳詞でも、なんとはなしに、場をなごませる。
涙→アウスーン
泣かないように→ポケコチャイナ
思い出す→サムジェハヌ
春の日→バーサンタ
一人ボッチの夜→エク ジャナ マットレ ラティ
てな感じである。
最悪なときにこそ、なぜだか、「上を向いて歩こう」がでてくる。
もう一つは、「帰ってきた酔っ払い」。もう、かなり昔の歌だ。
最悪の事態は、涙を流す。犠牲になった他のメンバーの新妻たちを迎えるとき、最初は、ねぎらいの言葉で、堪えていた涙をださせ・・。
ハグだの、言葉がけだの・・。とりあえず、泣かせる。
でも、泣かせてばかりでは、終始がつかない。そこで、神は「帰ってきた酔っ払い」の歌を、私に授けたもうた。
「おらは、死んじまったぞ~、おらは、死んじまったぞ~・・
天国、よいとこ、一度はおいで、酒は旨いし姉ちゃんはきれいだ、ファ~ファ~」
と、口ずさんだら、新妻のひとりが、なんか、少し笑い始めた。クスクス程度だったが、もう一人の新妻へも、伝染し、クスクス。
「想像すると、笑えるね・・」とこっそり・・。果たして、新妻たちは、この歌を、知っていたのかしら?まっこと、不謹慎だが、危機一髪のとき、「帰ってきた酔っ払い」が出るとは・・・。