竹林整備その5・・仕事納め、餅つき
今年の竹林整備の〆として、年末餅つきを手伝いに行ってきた。
と言っても、少し体調が悪かったので、条件として、台所仕事は、一切やらない!、しかし、あれやって、これやって!ということは、従順に手伝う。自主的なことは、なにもしない、出来ないと公言しておいた。
行は、いつもの早朝電車。外、真っ暗の中、駅まで歩く。
ICカードに必要なお金をチャージして、ピッ、ピッで、通過できるように。
目的地につくと、24日に降った雪がまだところどころ、ほんの少し残っていた。駅から、またバアサンの家まで歩く。歩く途中にお日様がでてくる。
今回は、ウエアを変えてみた。中、サロペット式ズボン、それに合わせて、黄色と黒のかなり本格的な山人スタイル。
バアサン、今回は張り切って、餅米の準備やら、餅つき機の準備をして、スタンバイしていた。
今回は、餅つき、お正月のお飾りのお手伝い。竹林整備は一切しなかった。
いつもの、メンバー、バアサン、姉ちゃん、わたしの3婆トリオ。
ストーブには、すでに姉ちゃんが仕込んだ黒豆の鍋がおかれていた。
いつもだけど、傍観者的に観察しつつ、命令されたことだけをこなす、自分。
家につくなり、寒い、寒いの前に、いつもとちがうウエアに、バアサン、目がキラキラ☆彡になった。
ストーブにあたっていると、姉ちゃん、あんこを持って、出現。それから、バアサンの指示のもと、バアサンの餅つき機の始動により、始まる。
私は、ただエタノールの消毒スプレーを持ち込んで、ついたお餅を直接触る人に、手にスプレーしていただけ。
餅つき機、最初は、もち米を蒸すところから始まる。それから、ブーとブザーがして、餅つきモードにスイッチを押す。バアサンが操作。
姉ちゃんとバアサンが、もち粉とか、きな粉を準備していた。
ところが、途中、姉ちゃんが忘れ物を取りに行き、なかなか帰ってこず、バアサン、餅も搗きおわって、まあるい玉がグリグリ回りだしても、なかなか帰ってこず、バアサン、あせる。
そのときに、姉ちゃんが帰ってきて、私を除いた二人で、きな粉餅、あんこ餅を作っていた。
2回戦目、伸し餅用は、もち米を蒸すところから、姉ちゃんと二人で、バアサン先生のレクチャーを聴き、仕組み知った。
姉ちゃんが、初めて、餅つき機から搗きたての餅を取り出そうとすると、「あっちっち!」「こんなに熱いのによくさわれるね?」(わたしは、ただ、見る人)「バアサンの手は、『神の手』だわ!」
結局、バアサンが、餅をとりあげて、ハンギリに置いた。
それから、姉ちゃんとバアサンで、伸し餅。
私は、バアサンのポチとして、言われるがままに、餅つき機のねりの部位をはずしたり、水受けの掃除をしただけで、台所には立たなかった。
餡子用のspoonをだして、眺めるだけにした。
お腹の具合があまりよくなく、食欲もなかったので、触らない方がいいと、判断。
粉とかもち米が少しおちた、床の掃除をした。
ついでに、冷蔵庫のお掃除をしておいた。今は、専用お掃除シートがあるので、それを持ち込み、短時間ですませた。
また、姉ちゃんがいなくなった。?(炬燵で、餅を食べて、お茶していた)
バアサンが、神棚のお札を新しいものに変えてほしいと。新しい榊と、ほんのりお酒を。それとついたお餅のお供え。榊の木は、私が知っているんで、「あれね、金のなる木!」と、剪定バサミもって、4つぐらい。
縁の下の力持ちと言われる、恵比寿様にもお餅のお供えと、榊とお神酒のお供え。バアサンが、恵比寿さまの居場所を知っている。
玄関のしめ縄の飾り付けなど、脚立に上ることは、私だった。
今回は、ごまめ、黒豆よりも、ユズが欲しくて、ただ柚子がほしくて、それで、餅つき行事に参加する羽目になった。
残り少ない柚子と、キンカンの生をもらい、水仙の切り花を手土産に帰路につく。
竹林整備、庭仕事よりも、物凄く疲れた。気づかれというものかもしれない。
これにて、2022年の、私の仕事納めとなる。
大事なこと。
帰りのJRの電車の出来事。まだ、コロナ禍で、死者数更新するという事実。
その中で、途中の駅で、缶ビールかお酒の缶をもった、男性4~5人グループが乗り込み、電車の車内で、「こいつは、うまい!」と、乾杯している。
次第に笑い声、話声がけたたましくなり・・
お子様連れの乗客もいた。
そのうち、匂いがプンプン。
私は、ヘルプカードとヘルプマークを持っているので、プライオリティの席にいつも座る。彼らとの距離は、端と端ぐらい離れていたが・・。
段々、彼らの話声、笑い声が気になり始めて、もうたまらなくなって。
彼らも、お酒を飲んでいるから、当然トイレに行きたくなる。
そこで、彼ららしき軍団の一人がトイレに行き来し始めた。顔を確認しなくても、マスクしていないから、すぐわかる。
みっともない、明らかにマナー違反だ!
「すいません、賑やかなお方たちですよね・・わたし、賑やかなのが苦手でして・・」と、静かな口調で、個人情報は見せず、カードケースを持って、ヘルプカードのところを見せて・・。
「ごめん!静かにする」、「あの~マスクさしあげましょうか?」
軍団一人、ポケットをまさぐり、「持っているから」
が、その後も自分が降りる駅まで、笑い声が、でも、徐々に乗客が増えて行ったので、静かになった。
怖かった・・キレる人だったら、どうしようと。福祉課の人は、耐えられなかったら、別の車両に移動するとかしてください!!と、アドバイスするだろう。しかし、もう移動する気力もないほど、疲れ果てていた。
私の一言で、周りの空気がきーんと、凍りつくのを感じた。
缶ビール軍団よりも、自分の行動、自分の立場のほうが恐ろしくみえるなんて・・・。