フルーツパフェの思い出。
長期入院していたころ、母が来てくれて、半日外出許可が出た。時間も限られているので、病院の近くの不二家の喫茶店に二人で入った。母は、私に元気になってもらいたいと、「ケーキセットにする、パフェでも食べる?」と。ところが、長い長い、限られたものしか食べてはならない病棟生活に慣れてしまい、私は、「ケーキもいい、パフェもいい、夕飯があるから。アイスコーヒーだけでええわ・・」
母、「ほんじゃあ、私は、パフェでも食べるわ」と。
私、アイスコーヒーのみ。いやはや、病棟では、アイスコーヒーどころか、コーヒーすらも飲めない、冷水器のお水のみだった。コーヒーは、おやつ注文のときに、缶コーヒーを注文していたかもしれない。が、氷いりのキンキンに冷えたものは、飲めなかった。そういうこともあって、かなり気落ちしていたところがある。
あの頃は、母はまだ若くて、元気だったような・・。
母は、張り切って、私からみたら、てんこ盛りのパフェを頑張って食べていた。
そんなことを、ねこれとろさんのパフェのイラストで、思い出した。
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