断る勇気!
若い頃は、ムリな仕事でも引き受けて
遅くまで働くことも日常的な光景だった。
特に、独立開業直後は、実績が欲しいと言うこともあり
「少し無理かな〜!」と思っても実績と売り上げ欲しさに
快く引き受けていた。
その結果、諸々の資料が出来上がって、ふと時計を見ると
午前2時とか3時・・・・・。
なんてことは、しょっちゅうあった。
歳をとると、疲れは遅れてやってくる
それでも、当時は、疲れも知らず、楽しかったな〜と振り返る。
それもそのはず、若い頃は、疲れても一日休むと疲れは取れる。
ところが現在はというと、60歳を過ぎると、疲れが取れるどころか、
ムリをした三日後くらいに、やっと疲れが出てくる。
年齢というのは正直なもので、若い頃以上に
自律神経を整える必要がありそうだ。
若い頃とは同じ働き方は、やはりムリのようだ。
そこで、断る勇気!
「断る勇気!」
それは、嫌な仕事は断る・・・・・
ということではなく、
この歳になると、「出来ること」と「出来ないこと」が
ハッキリしてきているので、
「ムリはしない!」ということで、
出来ないことは、後進の人に回すなどして、お断りするということが
精神衛生上、正しい考え方なのかもわからない。
自分のルール
ただ断るのではなく、
クライアントの仕事が上手くいくように、困らないように、
また、顔を潰さないように・・・ということもあるかもわからない。
そこで考えなくてはならないのが、
断る理由と断り方である。
どんな時に断るのか?
どんな断り方をするのか?
という事についても考えてみたが、
全てに当てはまる答えが、なかなか無い。
であれば、クライアントのことも考えつつ
今の自分に「出来ること・出来ないこと」という
ある程度、自分軸で考えてもいいかもわからない。
若い頃は、全て顧客軸で考えていたが
これからは、顧客軸と自分軸という両方の軸を
上手くバランスをとりながらやっていくのがいいのかもわからない。
それこそが、60歳以降「楽しく働く」という極意の一つかもわからない。
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