Mac + Windowsでの使用環境を考えてみる
はじめに
私は、メインPCとしてMacBook Proを使用しておりますが、仕事柄、Windows環境での作業が、PC作業の大半を占めています。
そのため、BootCampでWindows10を起動して、その中で作業するスタイルだったのですが、普段使いとしては やはりMacOSを使いたい。ということで今回、諸々の条件を書き出して、いいとこ取りの使用環境を構築できないか、について考えてみることにしました。
MacOS運用の主なメリット
スリープ機能がとにかく優秀。ノートPCのカバーを開くだけで、すぐにPCを使用できます。おまけに、カバーを閉じている間は、ほとんどバッテリが消耗されません。
iPhone/AirPods Proとの親和性が高い。iPhone経由のテザリングは、タスクバーから1アクションでOK。AirPods Proは、使用しているデバイスを自動判別して、接続先をシームレスに切り替えてくれます。
マルチタスク作業がしやすい。Mission Control(Ctrl+[←][→]キー)で、デスクトップ全体を左右に切り替えられるので、複数の作業を同時進行する場合に、とにかくやりやすいですね。
これらの特徴から、私は、普段使いとしてはMacOS派です。
Windows環境の必要性
一方、どうしてもWindows環境が必要になるケースもよくあります。私の場合だと、主に仕事をする場合に、以下のソフトを使用しなければなりません。
Microsoft Visual Studio 2019 (Visual Basic.Net)
開発中のシステムがWindows専用の使用なので、これは避けられません。
MacでもWindowsでも作業できること
Officeソフトを使用した文書作成
GMail/会社メールの送受信
インターネット
リモートPCへのアクセス(AnyDesk使用)
オンラインのDBサーバの管理 (Navicat for MySQL使用)
具体的な運用条件
以上の内容を整理すると、以下のことが見えてきました。
MacOS上から、Windows環境を操作可能なこと。
その環境において、動作がサクサクなこと。
この条件をクリアできればOKとなります。
で、どうしましょうか?
ここまで整理ができれば、あとはその手段を検討するだけです。
BootCampでWindows10をブートする。この方法は、一旦、Windowsを起動してしまえば、マシン性能をフルで使えるメリットがありますが、反面、毎回再起動するのが面倒です。結局、起動ディスクをWindows固定にして、毎回起動 →作業→シャットダウンをすることになります。なので不採用。
Parallels for Windows Desktopの使用。必要なときにMacOS上でWindowsを起動できるのがメリットですが、動作はやや重め。惜しいですが、不採用。
自宅に開発用WindowsPCを常設してMacOSからリモート操作。この方法が、全ての条件をクリアできそうです。自宅環境では、Microsoft Remote Desktopで接続すればOKですし、外出先からであればAnyDeskというソフトでリモート操作ができます。
以上です。最後まで読んでくれて、ありがとうございます。