【大学受験】参考書、問題集の正しい使い方
こんにちは、大学受験のごろねこです。
今回は参考書、問題集の正しい使い方をまとめました。
同じ参考書、問題集を使っているはずなのに、
・学力が上がる人と伸び悩む人
・偏差値が上がる人と上がらない人
・合格する人と落ちる人
の2つに分かれます。
同じものを使っても
二極化してしまう理由は簡単で、
参考書、問題集の使い方に
差(違い)があるからです。
特に下記項目に1つでも当てはまるものがあれば要注意です。
・「はじめに」を読まない
・「本書の使い方」に書いてある通りの使い方をしている
・分からない問題は5分以上考える
・問題を解くときにノートに解答を書いている
・問題を解くときに時間制限を設けていない
・答えが合っていた問題の解説を読まない
・問題番号の横に○△×などの印を付けない
・解ける問題も繰り返して解いている
・復習の間隔が開き過ぎて解法を思い出せない
・1周したら別の参考書、問題集を使っている
1つも当てはまらなかった人は
正しく使えていると思いますので、
このまま継続していきましょう。
1つ以上当てはまった人は
使い方を修正するだけで学力が上がりやすくなり、
合格に近づきますので、
下記を読んでみてください。
「はじめに」を読む
「はじめに」は読み飛ばされがちですが、
よく読んで参考書、問題集の特徴を把握しておきましょう。
何に注意すべきかが分かりますし、
逆にどこは飛ばしていいかも分かるので、
学習効率が格段に上がります。
特に数学の教科書傍用問題集であるあるですが、
*印がついている問題だけやればよかったりします。
「本書の使い方」は参考程度に読む
「本書の使い方」も読みましょう。
しかし、素直に書いてある通りに
やればいいかと言えば考え物です。
「紙に書いて解く」とか
「15分以上考える」とか
平気で書いてあります。
そもそも考えても分からないものは分からないです。
1分考えて分からなかったら
さっさと解説を読んでください。
受験生にとって時間配分は死活問題です。
時間がかかるやり方は避けましょう。
問題集はすぐに解説を読む
問題集は、
・例題の下にすぐ解説が載っている
・別冊に解説が載っている
のどちらかですが、
すぐに解説を読みましょう。
基本問題を1分以上考える必要はありません。
考えたところで分からないものは分からないので。
時間制限を設ける
「考えるのは5分まで」
と言った感じで、
期限を区切りましょう。
本番も時間制限はありますし、
無制限で問題演習に取り組むと
時間だけが過ぎていきます。
仮に、1問だけで1時間も使っていては
いつまで経っても終わらなくなります。
解説を読む
分からない問題を含めて、
無理に初回から解けるようになろう
とは思わないでください。
問題、指針、解答を見て理解できればOKです。
1問につき7分もあれば終わります。
(問題を読む1分、考える1分、解説を読む5分)
分からないものは無理せず飛ばしましょう。
問題番号の横に印をつける
これをやるかやらないかで
復習の効率が大幅に変わります。
◎:百発百中解ける、指針&解答を他人に説明できる
○:ほぼ解ける
△:解けない、解答は理解できる
×:解答も理解できない
といった具合で印を付けます。
出来具合によって
復習のやり方も変えていきます。
◎の問題は2周目以降は
軽く読む程度で飛ばしていきます。
2周目以降は○、△の問題を◎に、
×の問題を△以上にしていきます。
○、△に関しては問題を見ただけで、
指針、解答を全て説明できるレベル(◎)まで繰り返します。
×に関しては解答を読んで、
引き続き理解に努めます。
1冊の本を7周する
上記のように印を付けながら
7周繰り返すことで、
多くの問題が◎になっていきます。
8割くらい◎になっていれば問題ないです。
ここまでやり切ったら次の参考書、問題集へ進みましょう。