どうしたら地球から脱出できるの?徹底研究!はじめての #エイリアンインタビュー #AlienInterview
■■ はじめに
この記事は、エイリアンインタビューという書籍を徹底研究するものです。
オカルトファンではない人も、どうかエイリアンインタビューを読んでください。この謎を解き明かすために、人類の叡智を結集する必要があるのです。
有料記事で恐縮ですが、研究費としてどうかご理解ください。無料で読める部分を大幅に広げていますので、購入の際の検討材料としてください。全部入りマガジンを購入済みの方は、そのままお読みいただけます。
参考:GOROLIB本全部入りマガジン
https://note.com/gorolib/m/mfe9a76c14d6e
■ エイリアンインタビューとは?
エイリアンインタビューとは、文字通り、宇宙人へのインタビュー記録だ。先日、Kindle 版を購入したが、かなりの衝撃を受けた。
参考:エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション)
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同名の映画も存在するが、全く別の内容なので注意されたい。
エイリアンインタビューを読むと、輪廻転生や解脱(げだつ)、ミッシングリンクやインテリジェントデザイン、構造最適化技術などのもやもやが1本の線でつながる。
これが1947年の情報というから驚きだ。日本は、戦後の焼け野原の時代である。
1947年7月、ニューメキシコ州ロズウェルでUFOが墜落し、1体のエイリアンとともに米軍に回収された。ロズウェル事件と呼ばれるが、公式には「気球の落下」とされている。
参考:ロズウェル事件 - Wikipedia
https://bit.ly/2XYguwX
■ 意思疎通できる唯一の人物
誰もエイリアンと意思疎通できない中、なぜか、マチルダ・オードネル・マックエルロイ(以降、マチルダ)という陸軍航空隊の看護師だけが、コミュニケーションできた。テレパシーによるものだ。
そこで、1947年の7月から8月にかけて、エイリアンへのインタビューが行われた。
このエイリアンは、エアルという名で認識される。マチルダは、エアルに女性的な存在を感じとり、「彼女」と表現した。
エアルは、インタビューの途中から英語を覚え、さまざまな書物を読む。そして、マチルダに宇宙の真実をレクチャーするようになる。
インタビューは、いつしかレクチャーに変わり、エアルが動かなくなるまで続いた。最終的に、エアルは米軍に危険分子と判断され、電気ショックをかけられて停止する。
その後、60年に渡りこの記録は秘匿された。しかし、死期を迎えたマチルダが、2007年に編集者であるローレンス・R・スペンサーに情報を託し、2015年にエイリアンインタビューは出版された。ここまでは、単なるオカルトである。
■ なぜ地球にやってきたのか?
問題は、この先だ。
エアルが語る内容は、極めて衝撃的だ。エアルは、数兆年も続く「ドメイン」という文明からやって来たという。
ニューメキシコ州での米軍による核実験の影響調査がエアルのミッションだった。しかし、雷に打たれて宇宙船は墜落した。
■ IS-BE(イズビー)という概念
エアルは、全ての感覚ある存在は「不死でスピリチュアルである」とし、これを IS-BE(イズビー)と呼ぶ。人間も、その実態は IS-BE である。
IS-BE は、IS(存在する)とBE(そうなる)の造語らしい。これは、魂(たましい)と考えれば良さそうだ。
■ ドールボディという乗り物
エアルは、物質界ではドールボディ(以下、ドール)という乗り物で活動している。
宇宙人といえば「グレイ」の姿が思い浮かぶが、あれは乗り物らしい。実際、エアルのドールも色はグレーであり、目が大きい。
ドールは、生物的ではない。臓器がなく、ロボットに近いようだ。ドールへの出入りは自由である。強靭であり、超高温や超低温、宇宙空間や放射線下でも活動できる。また、修復によって永久に使用可能とのことだ。
■ あまりにも脆い肉体
一方、人間は「肉体」という乗り物で活動しているとされる。
IS-BE は、肉体に自由に出入りできない。肉体が死ぬと IS-BE は出てくる。肉体は脆弱であり、特定の大気構成や、限定された温度範囲でしか活動できない。
宇宙空間で活動できるはずもなく、軍務には全く役に立たないとエアルは言う。散々な言われようだ。
私も、肉体は乗り物だと考えたことがある。人生を始める前に、マリオカートのようにキャラクターや車種を選べると想像したのだ。
例えば、私はデザインやモノ書きが好きだが、全くの運動音痴である。地球は、実現したいことに適切な肉体を選べるゲーム場だと考えた。
しかし、地球はテーマパークのような場所ではなかった。
■ 地球は刑務所である
エイリアンインタビューで最も衝撃的なのは、地球が刑務所だということだ。地球の IS-BE は、地球から出られないようになっている。
肉体が死ぬと IS-BE が出てくるが、地球に張り巡らされた電子バリアで捕獲される。その後、電気ショックで記憶を消され、催眠暗示で「光」に戻るよう命令される。
「光」とは、天国やあの世のことだ。
また、「地球にいるのは特別な目的がある」という催眠にかけられ、新しい肉体を待つ。天国やあの世は、ニセの概念だったのだ。
IS-BE は、地球から脱出できないようになっている。
肉体の耐久性能は150年らしいが、実際の寿命はその半分だ。人間は、70〜80年の転生を記憶を消されながら繰り返す。なるほど、実に残酷な終身刑である。
何のことはない、これが輪廻転生の仕組みだったのだ。
記憶喪失システムからの脱出、つまり解脱(げだつ:輪廻転生からの解放)に成功したのは、老子とブッダだけだとエアルは語る。
ちなみに、ドメインでは数兆年もの間、その知識や記憶、テクノロジーが抹消されずに蓄積されているそうだ。地球との文明の差は、圧倒的である。
■ 記憶喪失システム
肉体から出た IS-BE を捕獲し、記憶を消して催眠状態にする仕組みは「記憶喪失システム」と呼ばれる。
記憶喪失システムは、旧帝国で開発された。旧帝国は、西暦1230年に滅亡するが、その後も記憶喪失システムは稼働している。
ドメインの文明を持ってしても破壊できないそうだが、その破壊装置を開発する使命もないとエアルは語る。
ドメインは、地球の居住者を無視している。
支配はしているが、いちいち居住者のために資源は投入しない。広大な銀河を支配しているドメインには、それよりも優先度の高い使命が多くあるのだ。実にリアルな話である。
ただし、惑星資源の破壊は彼らも望まない。米軍の核実験による影響調査は、その一環だろう。
エイリアンインタビューの第13章「未来のレッスン」には、「銀河系のこの領域はドメインにより併合されており、ドメインの所有物であり、ドメインが最善であると判断したことに従って好きなように使ったり処理したりすることができる」という一節がある。
新型コロナウイルスは、増えすぎた人口による地球環境の破壊を憂い、その活動を止める手段ではないかと勘ぐってしまう。
■ 世界史がひっくり返る
エイリアンインタビューを読むと、世界史がひっくり返る。全ての既得権益を失う組織もあるだろう。特に、宗教団体は壊滅的だ。
エアルは、モーゼの十戒に登場する唯一神(ヤハウェ)が旧帝国の工作員だと断ずる。
ヤハウェは、匿名という意味らしい。工作員がその身元を明かすわけはない。「記憶喪失システム」の存在に気づかれないためだ。
唯一神(ヤハウェ)が偽物ならば、宗教学もひっくり返る。
エアルは、「地球で IS-BE に最も近い概念は、神である:全知全能であり、無限である」と説く。唯一神はおらず、「自分自身が-個人的にも集合的にも-神である」と語る。
IS-BE は、全知全能で無限なのだ。
これは、「どういうわけか、彼女の思考は私の思考になりました」というマチルダの言葉にも表れている。
■ 進化論もひっくり返る
また、エイリアンインタビューでは、惑星や生物は「バイオテクノロジー会社が開発した」とされる。
進化論は完全にひっくり返るが、ミッシングリンクは解決する。
ミッシングリンクとは、生物の進化において連続していない部分を指す。祖先と子孫の間にいるであろう、中間期の生物や化石が見つからない種があるのだ。
見つからないのではない。
生物は、開発されて納品されたのだ。エアルは、進化論でいうところの進化は、単なる環境適応のことだと断ずる。
参考:ミッシングリンク - Wikipedia
http://bit.ly/3iKPWsC
■ 骨のような構造体
また、構造最適化による「骨のような構造体」にも、すこぶる納得が行く。
構造最適化とは、不要な材料を削って最適化する技術である。トポロジー最適化とも呼ばれ、シミュレーションの繰り返しによって最適解を得る。
これは、AIとコンピュータの賜物である。応力的に要らない部分を削っていくと、構造体はだんだん骨のようになるのだ。
参考:構造最適化技術が進んで工業製品の形が悪の宇宙船みたいになっている「生命にカクカクな物が存在しないのは合理性を追求した結果」 - Togetter
https://togetter.com/li/1233899
生物の骨は、角材のようにまっすぐではない。曲線を描き、端部が太くなっている。
地球に生命体が供給されたのは、7000万年前だそうだ。しかし、2021年の地球は、やっと「構造体の作り方」がわかったところであり、地球とドメインの文明の差は歴然だ。
■ インテリジェント・デザインが大前提
エイリアンインタビューは、「インテリジェント・デザイン」が大前提だ。
インテリジェント・デザインとは、生命や宇宙は「知性ある何か」によって設計されたとする思想である。
参考:インテリジェント・デザイン - Wikipedia
https://bit.ly/2Y4xCkW
インテリジェント・デザインは、1987年以降のアメリカで議論が活発になるが、その40年も前に、すでにエイリアンインタビューで語られているのだ。
何のことはない、知性ある何かとは地球外のバイオテクノロジー会社だった。
もし、マチルダが、映画「ブレードランナー」を見ているなら、エイリアンインタビューが彼女の妄想と思われても仕方ない。
バイオテクノロジー会社とは、レプリカントを製造する「タイレル・コーポレーション」そのものだからだ。
参考:ネクサス6型 | ブレードランナー Wiki | Fandom
http://bit.ly/2YsTO8B
しかし、ブレードランナーは1982年の公開であり、その原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」でさえ、出版は1968年だ。
1947年時点で、看護師であるマチルダにそのような作り話ができるとは考えづらい。
■ 直感的に真実と思える
編集者のローレンス・R・スペンサーは、この本をフィクションとしている。
インタビューが事実なのか、マチルダという人物が本当にいたのか証明できないからだ。
しかし、私はエイリアンインタビューを真実と思う。頭がおかしいと言われても構わない。直感的にそう思うのだ。
エイリアンインタビューには、透知(とうち)を感じる。透知とは、どこから得たか分からないが、なぜか確信ある知識のことだ。
エイリアンインタビューは、1947年の出来事だが、マチルダはその後もエアルとコミュニケーションを取っている。エアルは、電気ショックを受ける寸前に宇宙ステーションに帰還していた。
編集者がマチルダから手紙を受け取ったのは2007年である。2021年現在、エイリアンインタビューからは74年、手紙を受け取ってから14年が経過している。
■ 現時点での意訳に挑む
私は、エイリアンインタビューには「現時点での解釈」が必要と考える。
エイリアンインタビューの翻訳者である有馬知志氏は、あえて直訳にしたと説明する。「AIの翻訳なのか?」「読みづらい」というレビューもあるが、直訳は正解だ。
何しろ、数兆年を誇る文明が、たった1ヶ月で英語を覚えてコミュニケーションを取っているのだ。
その英単語が正しいかどうかもわからない。地球に存在しない概念ならば、単語にすらできないだろう。日本語訳は、直訳が正しかったのだ。
ただし、1947年と比べると地球環境は激変している。また、2007年からも14年が経過している。
そこで、私は2021年までにもたらされたテクノロジーを交えて、エイリアンインタビューの意訳に挑み、これをライフワークとすることにした。
エアルがテレパシーで語り、それをマチルダが理解した内容だけをシンプルに読みたい人は、原典をあたっていただきたい。
参考:エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション)
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お役に立てれば幸いです!
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■■ 第1章:地球は刑務所なのか?
■ 記憶喪失システムを破る
エイリアンインタビューで最も注目すべきは、地球が刑務所であるということだ。
肉体が死ぬと IS-BE は出ていくが、記憶喪失システムによって捉えられ、地球から脱出できない。あらゆる記憶を抹消され、新たな肉体に入り、70〜80年の寿命を繰り返す。なるほど、この仕組みは刑務所だ。
何のことはない、輪廻転生とは終身刑のことだったのだ。
記憶や知識、テクノロジーが蓄積されないため、地球文明はなかなか発展しなかった。これは、支配者にとって好都合である。テクノロジーの進歩がなければ、記憶喪失システムは破壊されないからだ。
■ テクノロジーは「思い出して」いる
記憶喪失システムでは、数十億ボルトの電気ショックで IS-BE の記憶を消去する。
しかし、完全な消去はできないようだ。そのため、無限に近い過去からの記憶やテクノロジーは「思い出す」ことができるらしい。
人類は、過去100年間でそれ以前の2000年より多くのテクノロジーを開発した。これは、旧帝国の滅亡により人類への影響力が衰退したかららしい。
テクノロジーは、開発したのではない。「思い出した」のだ。
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