スクリプトの動かし方(はじめて編)
おつかれさまです。
hamkoさんの「スクリプトの使い方の入門記事がほしい」というツイートを見て、深く反省いたしました。
https://mobile.twitter.com/hamko1114/status/1508992387028160512?s=21
この記事は、スクリプトの動かし方(はじめて編)です。Illustrator のスクリプトについて説明します。
●いちばん簡単なスクリプトの動かし方
(1)jsx がついたファイルをPCのどこかに保存します。例えば、デスクトップ。
(2)Illustrator >ファイル>スクリプト>その他のスクリプトと進み、保存したjsx ファイルを選びます。これで、スクリプトは動きだします。たったこれだけです。
●欲が出てきたら?
しばらく使っていると、欲が出てきます。
例えば、その他じゃない場所に保管したいとか、ショートカットを付けたいなどです。その場合は、以下を参照ください。
参考:Illustratorを使うとき、手放せないスクリプト(2021更新版)|DTP Transit 別館|note
https://note.com/dtp_tranist/n/n45f71c5cc3b9
●スクリプトっていったい何なの?
スクリプトは、プログラムです。しかし、むずかしく考えることはなく、Illustrator で動く便利な道具だと考えてください。
●どんなことができるの?
私が作ったスクリプトで人気なのは、自動で寸法を入れるものです。
Illustrator は、CADではないので寸法を入れる機能がありません。そのため、線と矢印と数字を組み合わせて寸法を描く必要がありますが、これがとても面倒です。
参考:撫でるようにサクッと寸法を入れるスクリプト(2018年集大成バージョン) #Illustrator #スクリプト : GOROLIB DESIGN #はやさはちから
http://gorolib.blog.jp/archives/77423876.html
Illustrator は、印刷データ作成のデファクトスタンダード(事実上の標準)であるため、例えばダンボール屋さんが使っていたりします。そこでは、Illustrator データに寸法が必須なのです。これは、標準機能ではまかなえません。
標準機能ではいまひとつだな、と思うものを私のような人たちが、道具として提供しています。
●どうやって手に入れるの?
Web 上でダウンロードするものがほとんどです。有料と無料があります。私は、これを商売にしていますので、有料です(一部無料もあります)。
お役に立てれば幸いです!