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お金も修行もいらない!解脱(げだつ)とはログアウトのことでした

(追記20220721)
ほぼ1年かかってたどり着いた結論を、以下の2冊にまとめましたので、参照ください。

参考:解脱の教科書(永久保存版)|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/nb521677b124a?magazine_key=mfe9a76c14d6e

参考:#リアル人生ゲーム攻略法|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/n060f1907f66e?magazine_key=mfe9a76c14d6e


 私ごとですが、2021年4月30日に骨折をし、全治3ヶ月の松葉杖生活となりました。この記事は、以前からあたためていた内容ですが、今回の骨折を通じて「いつ書けなくなるかわからない」と悟り、急きょ書き始めたものです。

 荒唐無稽な内容ですが、私の中では「おそらくこういうことなのだろう」という認識です。ゆっくりとご理解いただければ幸いです。

 また、この記事は世の中のあらゆるオカルトと関係していません。私自身、そちらの方面には詳しくないので因果関係の説明はできかねます。申し訳ありません。

■■ はじめに

■ 解脱の原理は簡単だった

 これは、2021年現在の解脱(げだつ)のやり方を書いた本である。きびしい修行もお金もいらない。

 解脱とは、輪廻転成(りんねてんせい)からの解放である。輪廻転生とは、人が何度も生死を繰り返すことを意味する。

参考:輪廻転生とは?その言葉の意味と考え方など分かりやすく解説いたします | 霊園・お墓の鳳友産業グループ
https://www.houyugroup.co.jp/topic/topic_haka/rinne

 生前の悪行や、今生の善行が関係するとされるが、実は全く関係ない。輪廻転生とは、時の権力者によって都合よく使われてきた論理なのである。

 エイリアンインタビューという本がある。

 これは、1947年にアメリカ・ロズウェルに墜落したUFOに乗っていた、宇宙人へのインタビュー記録である。原典をあたっていただくか、私の別著の前書き(無料部分)を参考されたい。

参考:エイリアン インタビュー (リーダーズ・エディション)
http://amzn.to/3iqSaxo

参考:どうしたら地球から脱出できるの?徹底研究!はじめての #エイリアンインタビュー
https://note.com/gorolib/n/nc71187839364

■■ 第1章:地球は刑務所だった

■ 地球は刑務所である

 エイリアンインタビューには、エアルという宇宙人が登場する。

 エアルとコミュニケーションできたのは、マチルダという米軍の看護師だけだった。テレパシーによるものである。

 エアルは、この地球を刑務所だと言う。

 私たちは、何らかの理由でこの地球に連行され、脱出できなくなっているらしい。

 そもそも、私たちの実態は、IS-BE(イズビー)というものであり、それが肉体に入り込んでいるそうだ。

■ IS-BE という実態

 IS-BE は魂のようなものだが、Soul とは表現されていない。ニュアンスが違うのだと思われる。

 肉体が死ぬと IS-BE が出てくるが、その時に幻覚を見せられる。亡くなった親類が迎えに来たり、お花畑や三途の川を見たりするのは、この幻覚のひとつだろう。

 地球には、そこから脱出できないよう電子バリアが張り巡らされている。幻覚は、IS-BE をこの電子バリアに誘導する。

 そのトラップにかかると、高電圧がかけられて一切の記憶を失う。そして、次の生命を待ち、また70〜80年の人生を繰り返す。記憶喪失システムと呼ばれる。

 これこそが終身刑であり、地球が刑務所たるゆえんだという。

 解脱とは、この刑務所からの脱獄なのだ。

■ なぜ私たちが刑務所に?

 しかし、なぜ私たちが刑務所にいるのかは、甚だ疑問である。

 凶悪な犯罪者のニュースは見かけるが、私たちがそれと同類とは思えない。

 もちろん、私は聖人ではない。大人の事情で小さな嘘はつくし、急いでいるためにゴミを拾えないこともある。しかし、凶悪犯と一緒にされるのは心証が悪い。

 エアル曰く、旧帝国なるものが、様々な星から IS-BE を地球に連行したようだ。

 旧帝国は、1230年まで地球を含む広範囲の銀河を支配していたが、ドメイン(エアルの属する組織)に滅亡させられた。

 しかし、その後も記憶喪失システムは稼働しており、ドメインの高度な文明を持ってしても、その停止方法はわからないようだ。

 旧帝国は、アンタッチャブルを「カースト制の最下層民」として地球送りにしたようだ。アンタッチャブルとは「関係を持ってはいけない存在」という意味だが、旧帝国では以下がそれに当たる。

(1)凶暴な犯罪者、性的な変質者、仕事をしない者。
(2)政治犯や自由な発想を持った従順でない者。
(3)革命家や軍事行動を起こした者。
(4)芸術家、画家、歌手、音楽家、作家、役者などのあらゆる上演者。
(5)インテリ、発明家、あらゆる分野の天才。
(6)腕の立つマネージャー。

 旧帝国は、従順でロボットのような市民「しか」要らなかったらしく、犯罪者ではない人も地球に来ている。

 厳格なカースト制が敷かれており、それに抵抗する「革命的な脅威」は、最下層民として地球に送られた。また、生物的な体は、カースト制の最下層として設定されている。

■ 生物は地球外で製造された

 荒唐無稽な話だ。私の老親(後期高齢者)に話しても、信じてはもらえないだろう。

 しかし、エイリアンインタビューには「なるほどそうかもしれない」という項目が、随所に散りばめられている。

 どこから得たか分からないが、なぜか確信ある知識のことを透知(とうち)という。これは、全体へのアクセスであり、アカシックレコードなどと呼ばれることもある。本来、私たち IS-BE が持つアクセス能力である。

 エイリアンインタビューは、途中からエアルによる「レクチャー」に変わっていく。

 エアルは英語を習得し、コミュニケーションの精度を上げた。同時に、地球の書物を大量に読み始め「宇宙の真理」との比較を始める。

 例えば、生物は地球外で製造され、納品されたとエアルは語る。

 生物は、破壊や捕食によって、いずれ消滅してしまう。そのたびに納品するのは、とても煩わしい。

 そこで、ある時から生殖というプログラムをインストールして納品し始めたという。

 つまり、私たちが本能と呼ぶものは、インストールプログラムなのだ。「キュンキュンする」や「ビビビッときた」などという恋愛感情は、本能を円滑に実行するための「単なる電気信号」に過ぎない。

■ インテリジェント・デザインが大前提

 イギリスの天文学者、フレッド・ホイル博士によれば、生命体が偶然に発生する確率は、10の4万乗分の1らしい。

参考:銀河系内に宇宙人が居る確率
http://catbirdtt.web.fc2.com/ginngakeinainiutyuzinngairukakurutu.html

 これは、25mプールに投げ込んだ時計の部品が、その水流だけで組み上がる確率だそうだ。

 どんなに宇宙の歴史が長かろうが、偶然に生命が発生するわけがない。生命は、どこかで設計・開発されたと考えるのが自然だ。

 エイリアンインタビューでは、惑星や生物は「バイオテクノロジー会社が開発した」とされる。インテリジェント・デザインが大前提なのだ。

 インテリジェント・デザインとは、生命や宇宙は「知性ある何か」によって設計されたとする思想である。

参考:インテリジェント・デザイン - Wikipedia
https://bit.ly/2Y4xCkW

 インテリジェント・デザインは、1987年以降のアメリカで議論が活発になるが、その40年も前に、すでにエイリアンインタビューで語られているのだ。何のことはない「知性ある何か」とは、地球外のバイオテクノロジー会社だった。

■ ミッシングリンクの解決

 ミッシングリンクの問題も解決する。

 ミッシングリンクとは、生物の進化において連続していない部分を指す。祖先と子孫の間にいるであろう、中間期の生物や化石が見つからない種があるのだ。

 見つからないのではない。生物は、開発されて納品されたのだ。エアルは、進化論でいうところの進化は、単なる環境適応のことだと断ずる。

参考:ミッシングリンク - Wikipedia
http://bit.ly/3iKPWsC

■ 余計な知恵をつけさせない

 人間も、どこかで開発されて納品されたのだ。生殖プログラムがインストールされているのは、他の生物と同じである。

 人間の寿命は、70〜80年に設計されている。これは「長く生きて余計な知恵をつけさせない」ためだ。もちろん、医療のない時代、戦乱の時代の寿命はさらに短い。

 1230年に滅亡した旧帝国は、地球を刑務所として使っていたが、余計な知恵がついて脱獄(=解脱)されては困るのだ。

 長く生きると知恵がつくという感覚は、良くわかる。

 私は50代に突入したが、若い時にわからなかったことが「なるほどそういうことか」と認識できるようになった。楽な生き方がわかってくるのだが、時すでに遅い。気力、体力ともに減衰してくるからだ。これは、寿命に関係している。

 なお、旧帝国が滅亡した後も、記憶喪失システムは稼働している。ドメインの文明力をもってしても停止できないらしい。

■■ 第2章:地球にいる4つの存在

■ アイデアマンの枯渇

 ここで、地球に連行された「アンタッチャブル」と呼ばれるタイプを再記述する。

(1)凶暴な犯罪者、性的な変質者、仕事をしない者。
(2)政治犯や自由な発想を持った従順でない者。
(3)革命家や軍事行動を起こした者。
(4)芸術家、画家、歌手、音楽家、作家、役者などのあらゆる上演者。
(5)インテリ、発明家、あらゆる分野の天才。
(6)腕の立つマネージャー。

 犯罪者や仕事をしない者、軍事行動を起こした者はともかく、それ以外の人たちをここで「アイデアマン」と定義する。旧帝国の支配下では、アイデアマンは不要だったのだ。

 逆に言えば、私たちの故郷は「アイデアマンの枯渇」で混沌としているかもしれない。

■ 17人に1人は全くわかりあえない

 17人に1人は全くわかりあえない、という統計がある。

 例えば、学校のクラスには、1人や2人、必ずわかりあえない者がいたはずだ。

 これは「地球人の生まれ故郷は、17種程度に分別できる」ということではなかろうか。

 人間の肉体は、地球のように限定された大気構成、温度範囲でしか生存できない。しかし、IS-BE は意識体であるから、生存環境を限定されない。

 エアルは、物質界では「ドール」と呼ばれる乗り物で活動している。

 これは、肉体の代わりだ。肉体への出入りは自由にできないが、ドールへの出入りは自由である。宇宙空間や強烈な放射線下、急激な温度変化にも耐えうる。つまり、IS-BE の生活環境はドールの性能次第なのだ。

 灼熱の世界に住む者もあれば、極寒の地に住む者もあるだろう。それらのIS-BE は、根本的な考えが同じとは思えない。シベリアに住む人と、ハワイに住む人の考えは、まるで異なる。

■ ゲームプレイヤーの存在

 ここまでの記述から、地球で生活するIS-BE は「犯罪者」と「アイデアマン」の2種であることがわかる。

 しかし、それ以外にも地球にやってきた存在が2つあると私は考える。

 1つ目は、プレイヤーである。

 IS-BE は、その存在が消滅することはない。実際エアルの属するドメインは、進歩が中断されずに何兆年も存在している。

 そのタイムスケールは、人間をはるかに超越している。そのため、退屈しのぎに地球に遊びに来たくなるかもしれない。

 実際、肉体に入り込むゲームは過去に流行したという。

 地球が刑務所である理由は、不安定な惑星だからだ。地球はまさに地獄であり、定住には全く適さないとエアルは言う。

 それは、地震や火山の被害、ポールシフトや気候変動があるからだ。また、こんなに多種多様な人種が、集まって暮らしている惑星は他にないという。

 地質が安定した惑星に、似たような人種がゆったりと暮らしたほうが平和である。

 不安定な惑星に遊びに来ることは、マリオカートならば「ワリオこうざん」を選んでいるイメージだ。わざわざ、困難なコースを選択している。

 つまり、ゲームをしに来ているプレイヤーがいるということだ。そのプレイヤーが、記憶喪失システムに阻まれて、帰れなくなっている。

■ 地球のためにやってきた者

 2つ目は、天使である。

 天使とは、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教に登場する神の使いのことだが、この本では単純に、天の使い(地球のためにどこからかやってきた者)として定義する。

 エイリアンインタビューでは、唯一神(ヤハウェ)を偽物だと断ずる。

 モーゼの十戒の張本人であるヤハウェは、旧帝国の工作員だったとエアルは語るのだ。

 ユダヤ人は、ヤハウェの神殿を作り、ユダヤ教を確立した。その経典である旧約聖書は、ヤハウェが書いたものだと、ドメインは突き止めている。

 また、キリスト教はユダヤ教の新しい解釈である。そのため、ヤハウェが偽物だとすると、多くの宗教観が一気に崩れる。世界史の教科書の、冒頭のページから間違っているのだ。

 そのため、新しい解脱には、全く新しい価値観が必要になる。私たちは、何千年分をアップデートしなくてはならない。

 ドメイン遠征軍にも、非番の間に地球にテクノロジーを与えている士官がいるらしい。異能のサイエンティスト、ニコラ・テスラはその一人だったようだ。

 人間離れした活躍は、その名の通り天使なのかもしれない。

 往年のイチロー選手の活躍は、とても地球人とは思えない。また、大滝詠一や阿久悠という数々の名曲を残した音楽家も、天使なのかもしれない。

■ 生まれた星に帰ったほうが良い

 まとめると、地球で生活しているIS-BE は、以下の4種となる。

(1)犯罪者
(2)アイデアマン
(3)ゲームプレイヤー
(4)天使

 犯罪者はさておき、それ以外の人は「生まれた星」に帰ったほうが良さそうだ。解脱(輪廻転生からの解放)をすべきということである。理由は、以下の3つだ。

- 地球が不安定だから
- ゲーム自体が不毛だから
- 生まれた星が停滞しているから

■ 地球が不安定

 1つ目の理由は、地球が不安定だからだ。

 地球は地獄であり、定住には全く適さないとエアルは言う。

 まず、陸地は溶岩の上に浮いているため、ひび割れ、破壊され、漂流する。そして、地震と火山の被害がある。

 また、2万年周期でポールシフトがあり、津波と気候変動がもたらされる。

 ポールシフトとは、北と南の磁極が入れ替わる現象だ。世界中のナビゲーションシステムが破壊され、太陽からは有害な放射線が降り注ぎ、地球上のあらゆる生命が危険にさらされる。

 中田敦彦さんは、日本が定住に適さないと考え、シンガポールに移住した。大地震や津波、年々大型化する台風を鑑みてのことだ。しかし、何のことはない。地球そのものが定住に適していないのだ。

参考:【2040年の未来予測①】次の時代の成功者になるには(Predictions for 2040) - YouTube
https://m.youtube.com/watch?v=QHPVNOui6Fs

 宇宙人が地球に攻めてこない理由は、地球が刑務所だからであり、はなから相手にされていないのだ。

 映画「インデペンデンス・デイ」や、漫画「GANTZ」では、宇宙文明が地球を蹂躙する。しかし、その設定も間違いだった。地球は、訪れるほどの価値もないのだ。

■ ゲーム自体が不毛

 2つ目の理由は、このゲームが不毛だからだ。

 IS-BE は本来「全知全能」だが、肉体がそれを阻んでいる。また「全体と個」という概念があり、肉体に阻まれなければ、どの IS-BE とも瞬時にコミュニケーションできる。肉体で言うところの「お別れ」がないのだ。

 全知全能で何兆年も存在することは、きっと退屈だろう。そのため、肉体に入りこんで自ら制限をかけるゲームが流行ったに違いない。

 毎回記憶を消され、幼年期から成長していくゲームは、1度や2度ならいいが、何度もするものではない。

 刺激を求めすぎ、初期設定をハードモードにし過ぎて、人生を嘆く人もいる。これは本末転倒だ。本来は、不自由さを楽しむゲームなのに、これがゲームであることすら忘れている。

 快楽目的のプレイヤーもいるだろうが、ゲームをほどほどにすることは、どの世界も共通である。

■ 生まれた星の停滞

 3つ目の理由は、生まれた星の停滞である。

 旧帝国の支配下において、すべてのアンタッチャブル(アイデアマン含む)が地球に送り込まれたとすれば、生まれた星には「ロボットのようなIS-BE」しか残っていない。

 ワンマンな創業者と、ロボットのようなイエスマンしかいない会社は、創業者が倒れたら立ち行かなくなる。

 旧帝国が1230年に滅亡して以来、生まれた星は、いろいろと立ち行かなくなっているのではないか。

 アイデアマンの帰還を待ち望んでいるのではないかと思うのだ。

■■ 第3章:どうやって解脱するのか?

■ 日本だからこそできる研究

 それでは、私たちはどうやって解脱をすれば良いのだろうか?

 ヤハウェ(唯一神)が偽物ならば、旧約聖書を経典とするユダヤ教、キリスト教圏でこの研究はできない。

 エアルは、IS-BE こそが「神」だと説明する。

 IS-BE は、全体であり個であり全知全能である。自分自身が、個人的にも集合的にも神である。神とは、自分のことなのだ。

 そのため、イスラム教のように「唯一神を崇拝する宗教圏」でもこの研究はできない。無宗教の多い日本だからこそ、この研究はできるのだ。

 ヤハウェが地球の支配のために伝播した情報(モーゼの十戒)は、誤っている。私たちは、その時点から情報をアップデートせねばならない。

 これは、おそらく誰もやったことのない試みである。

■ かつて解脱に成功した者

 エアルによれば、かつて解脱に成功したのは、ブッダと老子だけらしい。

 ただし、その教えは無くなったり改ざんされている。そのため、我々は彼らの初期の教えを丁寧に紐解く必要がある。

 解脱は、記憶喪失システムというトラップによって困難を極める。肉体から出てきた IS-BE は、地球に張り巡らされた電子バリアに捕獲されてしまう。

 私は、このバリアのコンセプトを「ハニートラップ」だと推測する。

■ あらゆる快楽による罠

 一般的に、ハニートラップとは、スパイによる色仕掛けの諜報活動を指す。女性が男性に仕掛けるのが通例であり、出世争いや派閥闘争にも利用される。

 ここでは、ハニートラップを「あらゆる快楽による罠」として拡大解釈する。

 エアルによれば、生物的な体は74兆年前に開発された。肉体的な感覚のために、バラエティ豊かな体が創造され、その中に住むことが IS-BE の流行となった。

 要は、快楽を求めて遊び回ったのだ。じつに退廃的である。

 そのため、記憶喪失システムの電子バリアには、ハニートラップの要素がありそうだ。

 肉体から抜け出した IS-BE は、三途の川で快なるものや美しいもの、なつかしい親類やペットの幻想を見せられるのではないか。

■ ゲームを継続しますか?

 これは「ゲームを継続しますか?」というダイアログだ。

 ここで、“continue”(継続)を選べば、転生待ちとなるし、ログアウトを選べば解脱となるのだろう。

 セーブポイントはなく、一切の記憶を消されてしまう。

 例えば「思いの届かなかった憧れの人に、優しく誘惑される幻想」を見たときに、それを断れるかどうかということだ。

 これは「肉体に入るゲーム」への未練を問われている。

■ 快楽は「食べ物とセックス」の問題

 肉体的な快楽は、食べ物とセックスの問題に行き着く。

 生物は、バイオテクノロジー会社によって納品されたが、破壊や捕食によって失われる問題があった。他の生物に殺されたり、食べられたりするということだ。

 そのため、生殖の機能が開発された。

 種が自らを増やしていけるプログラムだ。これは、バイオテクノロジー会社にとって特許となり、以降納品される生物には、そのインストールが必須となった。

 何のことはない、生殖の本能とは、生物にインストールされた「ただの特許プログラム」だった。

 恋愛によるときめきは、生殖を促すための電気信号だったのだ。肉体的な快楽も、この特許プログラムに由来する。

 肉体に依存するほど、快楽から逃れられない。これは、ブッダが解く煩悩のことかもしれない。

■ まるでログアウトできないSAO

 快楽が、電子バリアのトラップになっている。

 肉体は脆く設計されており、いくら鍛えたとしても、レーザー光線で蒸発する。肉体は「わざと脆く設計されている」とエアルは言う。

 IS-BE が本来持ちうるエネルギーを使うと、相手の肉体を簡単に傷つけてしまうのだ。そこで、出力エネルギーを下げ、お互いが傷つかないようにした。

 肉体に住むゲームに興じるうち、本来の出力エネルギーは下がり、記憶喪失システムとも相まって、肉体から出られなくなったのだ。

 まるで、ログアウトできなくなったソードアート・オンライン(SAO)のようだ。我々は、もはやログアウトの方法すら忘れてしまっている。

 解脱とは、ゲームをやめることであり、そのやめ方を思い出すことかもしれない。

■■ 第4章:解脱をどうやって待つか

■ 解脱をどうやって待つか

 解脱をするためには、IS-BE が肉体から出る必要がある。

 肉体の死を待つしかないのだが、どのように待てば良いのだろう。

 解脱のためとはいえ、自死は選びたくない。

 これは、透知(とうち)によるものだ。透知とは、どこから得たか分からないが、なぜか確信ある知識のことだ。

 かつて解脱に成功したのは、ブッダと老子だけらしい。また、天使としてやってきた異能のサイエンティスト「ニコラ・テスラ」は、無事に帰還したようなので、この3人の教えとその最期を調べてみる。

■ ブッダの教え

 ブッダの最期は、食中毒のようだ。ブッダの熱心な信者である、チュンダという鍛冶屋に招かれた食事が原因らしいが、少なくとも自死を選んではいない。

参考:ブッダの死因は食中毒だった──最後に食べたものとは? | NHKテキストビュー
https://textview.jp/post/culture/19706

 エイリアンインタビューでは、ブッダの解脱は「2500年前の最も重要な進展」だが、技術は改ざんされ、失われたとされる。

 しかし、これは明るい情報である。

 改ざんされたのは、旧帝国の「痛いところ」を突いたからだ。ブッダの初期の技術は、旧帝国には都合が悪かったに違いない。

 そこで、ブッダの初期の技術である「初期仏教」を紐解いてみる。

■ 今ならわかるブッダの難問

 ブッダが示す10の難問のうち、6つは以下のとおりだ。

- 世界は永遠である。
- 世界は永遠ではない。
- 世界は有限である。
- 世界は無限である。
- 生命と肉体は同じである。
- 生命と肉体は異なる。

 相反する項目の羅列は、まるで禅問答である。

 スターウォーズも、ブレードランナーも、江原啓之さんもいなかった古代インドでは、さぞかし難問だったろう。

 宗教の深刻な問題は、わかりにくいことが「よりわかりにくく」伝承されることだ。

■ 肉体と IS-BE の関係だった

 しかし、エイリアンインタビューを読めば、これは「肉体と IS-BE の関係」だとわかる。

 例えば、肉体は永遠ではないが、IS-BE は永遠である。肉体が生きている間は、生命(おそらく IS-BE のこと)と同一だが、肉体が死んだ後は異なる。

■ 老子の最期

 老子の最期は不明である。老子は、その存在自体が謎であり、神話の人物か、複数の歴史上の人物を統合させた偶像か、とも言われる。

 しかし「13度の生まれ変わりを繰り返し、その最後の生でも990年間の生涯を過ごし」とあるため、輪廻転生を繰り返して最後は解脱したと考えられる。

“長く周の国で過ごす中でその衰えを悟ると、この地を去ると決めた。老子が国境の関所(函谷関とも散関とも呼ばれる)に着くと、関所の役人である尹喜が「先生はまさに隠棲なさろうとお見受けしましたが、何卒私に(教えを)書いて戴けませんか」と請い、老子は応じた。これが後世に伝わる『老子道徳経』(上下2編、約5000語)とされる。この書を残し、老子はいずことも知れない処へ去ったといい、その後の事は誰も知らない”

参考:老子 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E5%AD%90

 エイリアンインタビューで紹介される、「門番に問われて書き留めた哲学」とは、老子道徳経のことだろう。

参考:老子と超越瞑想の関係性(「タオ」の概念は、瞑想で現実化する)
https://www.tm-meisou.org/blog/archives/4938

 上記のサイトでは、脱出するには「タオになれ」というメッセージが読み取れる。タオとは「生命の超越的な領域」のことだ。以下に引用する。

“老子は、「完全に空っぽになりなさい」「イライラした心を鎮めなさい」と呼びかけている。そして、空の状態を体験し、その空の状態が、すべてのものの源と到達点を形づくっていることを知る。これが悟りをもたらし、永遠性の秘密を明らかにするのだ。この体験を土台にして、人は、すべてが一つであることを知り、普遍的な愛を生き、不老不死を実現する。その反対に、この過程を見失うと災害がやってくるという”

■ 帰るべき故郷すら忘れている

 また、以下の引用からは、帰るべき故郷の存在すら忘れてしまったことが読み取れる。これは、記憶喪失システムと妙に合致している。

“死を悪むということは、若くしてその故郷を離れ遂にその故郷に帰ることを忘れてしまった者の愚と一般ではなかろうか。”

参考:荘子の死生観
http://mohsho.image.coocan.jp/sohji-shiseikan.html

■ 断捨離との関係性

 “完全に空っぽになりなさい。イライラした心を鎮めなさい”という老子の教えは、断捨離に繋がる。

 散らかった部屋では、タオが得られるはずもない。断捨離は今すぐできる。まずは、たまったゴミを捨てることだ。そして、少しずつ不用品を破棄していけば良い。物理的に「空っぽ」に近づける。

 私は、昔から何もない部屋が好きだった。おしゃれなモデルルームに憧れたのではない。入居したてのオフィスのような、何もない「がらん」とした空間が好みなのだ。

 ちなみに、がらんという言葉の由来はサンスクリット語の「伽藍」である。“ 僧が集まり住んで、仏道を修行する、清浄閑静な場所” を意味する。

■ 馬鹿騒ぎをやめろ

 新型コロナウイルスは、人間の社会活動を完全に抑制した。飲食店では、黙食(もくしょく)という文化も生まれた。黙って静かに食え、ということだ。

 「馬鹿騒ぎをやめろ」とは、映画「紅の豚」の主人公であるポルコ・ロッソの旧友フェラーリンの言葉だ。ポルコのライバル、カーチスとの飛行艇勝負による「お祭り騒ぎ」を牽制したのだ。

参考:字幕書き起こし 金曜ロードSHOW!「紅の豚」秋のジブリ 宮崎駿監督大人の冒険ファンタジー 2016.11.11 - 全文書き起こしサイト
https://kakiokoshi.hatenablog.com/entry/2016/11/12/190306

 コロナ禍により、街は静かになった。馬鹿騒ぎが無くなったのだ。この静けさは、タオという概念に繋がっていると思う。

 コロナ禍を憂う人は多いが、この静けさを歓迎する人は少なくないはずだ。私も、馬鹿騒ぎは苦手だった。

■ ニコラ・テスラの最期

 ニコラ・テスラの最期は、ホテルの一室での孤独死だそうだ。

 日課は、公園にいるハトのエサやりだった。生涯独身で極度の潔癖症、心ひらける存在はハトだけだったらしい。ニコラ・テスラも、自死ではなさそうだ。

“百八十センチの長身、甘いマスクに緩やかにカーブする黒髪を持つ美男子だったテスラは社交界の花形となり、連日のように高級ホテルで開かれるパーティーで、女性たちに囲まれる日々を送った”

とあるが、生涯独身ともあり、テスラが無事に帰還できたのは、あらゆる人間的本能に興味がなかったと思われる。

 つまり、記憶喪失システムのハニートラップを回避できたのだ。

参考:テスラCEOも惚れた天才科学者の孤独死:日経ビジネス電子版
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19nv/00046/041600001/

■ ニコラ・テスラの天使としての仕事

“彼の推測はしばしばぎょっとさせるほど正しかった。おそらく私たちは数百万年後に彼をもっとよく理解することだろう”(地元紙:ニューヨーク・サン)
“幼い頃から特別な能力があった。数式や物の仕組みを考えると、三次元のイメージとなって脳裏に浮かび上がってくる”
“テスラは直感的に数学の問題を解き、教師を驚嘆させた”
“読んだ本は自然に丸暗記してしまうほどの記憶力”
“エジソンですら諦めていた交流モーターを実現する独創的なアイデアを思いついた。「二相交流誘導モーター」と呼ばれるもので、テスラはこれを設計図も描かずに頭の中の「3Dプリンター」で作り上げてしまったのだ”

 これらのエピソードを眺めていると、なるほどこれは天使の仕事だとつくづく思う。

 70〜80年で記憶が抹消されず、何兆年も存在していれば、このくらいの仕事は朝飯前なのだろう。

 実際、現時点の科学技術は、はるか昔に開発されているものを、少しづつ思い出しているにすぎないとエアルは言う。

 記憶喪失システムによる記憶の抹消でも、IS-BE の記憶を完全に消去することはできないようだ。

■ “continue”(継続)を選ばない

 3人の生き様を見ていると、自死は選ばず、最期まで自然に過ごしている(老子は不明)。

 食欲はともかくとして、彼らは生殖プログラムには一切の興味がないように見える。つまり、いかなるハニートラップの幻覚を見せられても、“continue”(継続)を選ばなかったのだ。

■■ 第5章:自分はいったい何者なのか?

■ 自分はいったい何者なのか

 ここで、地球で生活しているIS-BE を再記述する。

(1)犯罪者
(2)アイデアマン
(3)ゲームプレイヤー
(4)天使

 このうち、自分がどれなのかというのは、気になるところだ。

 もっとも、犯罪者であるなら、この仕組みには気づいてほしくない。とんでもない凶悪犯は、地球にとどめておくべきであり、これこそが刑務所の役目である。

 ブッダや老子、ニコラ・テスラの人生を鑑みると、自死を選ばず、最期までゲームとして楽しんだほうがよさそうだ。

 このとき、エンジェルナンバーがヒントになる。

■ エンジェルナンバーとは天使へのメッセージ

 エンジェルナンバーとは、天からのメッセージが込められた数字である。天使からのメッセージとされるが、地球にいる「天使への」メッセージとするのが正しい。

 ゾロ目(444、999)や、切りのよい数字(1000、2000)、並びの良い数字(141、808)には意味があるのだ。以下に引用する。

“エンジェルナンバーとは、天から神聖な愛や知恵を私たちに運んでくれる天使からのメッセージが込められている数字です。 天使を実際に見ることはありませんので、天使がいることはにわかに信じがたいかもしれません。 しかし、エンジェルナンバーを意識することで、天使の存在を感じることが可能なのです。”

参考:エンジェルナンバーとは? よく見る数字には意味があった!|「マイナビウーマン」
https://woman.mynavi.jp/article/200518-18

■ 唯一神の使いではない

 なお、ここで言う天使は、ユダヤ教やキリスト教、イスラム教に登場する「唯一神の使い」ではない。唯一神(ヤハウェ)は偽物だからだ。

 天使とは、地球のためにどこからかやってきた者である。文字通り「天の使い」なのだ。

 エンジェルナンバーは、ドリーン・バーチュー女史によって確立、広められたとされる。しかし、キリストのような唯一神ありきで体系化されているため、自分で変換が必要だ。

 神や天とは、自分自身である。わかりにくければ、全体(アカシックレコード)と思えばよい。全体から地上の天使に届くメッセージである。

 エンジェルナンバーとは、天使からのメッセージではなく、天使へのメッセージだ。

■ 天使であることに早く気付こう

 エンジェルナンバーによれば、私は天使のようだ(自分で言うのは恥ずかしい)。1144という数字を頻繁に見た日があり、確信を得た。

【1144】のエンジェルナンバーの意味|あなたの本質は天使という高次の次元
https://angel-number.fun/meaning-1144/

 エンジェルナンバーの存在に気づいたのは、2020年11月である。満49歳で気づくとは、かなりの遅咲きだが、それまでの経験が必要だったのかもしれない。

参考:#ライトワーカー として行動を起こしました(ゾロ目の数字をよく見る人へ)|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/ne780fa5f7e8f

 以降、さまざまな気づきがあり、エイリアンインタビューにも出会い、エンジェルナンバーの真相もわかった。

 そして、半年(この記述は、2021年5月7日)をかけて、解脱のやり方を導くことができた。これもお役目かと思う。

■ エンジェルナンバーの調べ方

 エンジェルナンバーを生活に取り入れるのは簡単だ。

 エンジェルナンバーのような数字を見かけたら、すぐに調べて実行に移すことだ。時刻やバッテリーの残量、車のナンバーや食券の番号など、様々なところに現れる。

 お役目のある人には、すぐに次のメッセージが来るので、さらに実行する。これを繰り返すのだ。

 なお、エンジェルナンバーを調べるには、以下のサイトがおすすめである。

参考:1桁のエンジェルナンバー早見表
https://angel-number.fun/1-digit-angel-number/

参考:2桁のエンジェルナンバー早見表
https://angel-number.fun/2-digit-engel-number/

参考:3桁のエンジェルナンバー早見表
https://angel-number.fun/3-digit-angel-number/

参考:4桁のエンジェルナンバー早見表
https://angel-number.fun/4-digit-angel-number/

 1桁、2桁、3桁、4桁とそれぞれに意味がある。まずは、3桁のゾロ目(444、999など)に出会っていただきたい。頻繁に目にするようなら、あなたも天使である。

 また、アイデアマンやプレーヤーでも、天使になる方はおられると思っている。日々のエンジェルナンバーに注意されたい。

■■ おわりに

 最後までお読みいただき、心より感謝いたします。

 半年前は、まさか自分がこんな記事を書くとは、思ってもいませんでした。思えば、999、9999というエンジェルナンバーを見たのがきっかけです。

参考:【999】のエンジェルナンバーの意味|神聖な使命に目覚めてください
https://angel-number.fun/meaning-999/

参考:【9999】のエンジェルナンバーの意味|あなたの使命に目覚めてください
https://angel-number.fun/meaning-9999/

 エンジェルナンバーでは、3桁より4桁のほうが緊急性があり切実なのですが、この2つを続けざまに見たのです。

参考:#ライトワーカー として行動を起こしました(ゾロ目の数字をよく見る人へ)|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/ne780fa5f7e8f

 最初はどんなお役目があるのか、見当もつきませんでした。しかし、エンジェルナンバーを頻繁に見るようになり、それを忠実に実行していると、お役目らしきものが見えてきました。

 そのうちに、エイリアンインタビューという書籍を知り、解脱はログアウトだったという記事を書くことができました。

 なんとも不思議な世界があるものです。

 しかし、自分が天使であることに気づかずに、この世を去る人は少なくないようです。これは、じつにもったいないことです。

 お役目がある人が、早くそれに気づけるよう願ってやみません。

 この本が、皆様の毎日のお役に立てば幸いです。またお会いしましょう。ありがとうございました。

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参考:解脱の教科書(永久保存版)|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/nb521677b124a?magazine_key=mfe9a76c14d6e

参考:#リアル人生ゲーム攻略法|gorolib|note
https://note.com/gorolib/n/n060f1907f66e?magazine_key=mfe9a76c14d6e

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