入社1年目の教科書
今の会社に新卒(※1)で入社したのが2016年だ。
今2023年なので、入社してから丸7年が経ったことになる。
先日本棚を整理していたところ、ふと、「入社1年目の教科書」を手に取った。本当に、何の気なしに。
この本は、新卒で入社が決まった時に、「リーダブルコード」「パーフェクトPHP」とともに会社から贈られたものだったと記憶している。
さすがに入社前に会社から送られた本だから読んだとは思うが、中身は一切覚えていなかった。
開いて、衝撃を受けた。
この本の最初の教えは、「何があっても遅刻はするな」だったからだ。
自分は別に、遅刻魔というわけではない。前の会議が長引いたとか、ちょっと家を出るタイミングが悪くて信号に引っかかったとか、集中して資料を作っていたとか、そんな理由でごくまれに遅刻してしまうことがある程度だ。
でも、この本には書いてあった。「何があっても遅刻はするな」と。
社会人8年目で気づく、「入社1年目の教科書」の重要性。
会社に入社する時に、大人たちが読ませたくなる理由を痛感した。
※1) 大学院博士後期課程を中退した。3月入社。
古い情報と新しい情報
この本の初版は2011年5月で、自分の手元にある第26刷の出版は、2015年2月。初版から干支が一周しているとても古い本だ。でも、この本の中には古い情報と新しい情報が含まれている。古い情報の最たる例は、p.236の著者がフォローしているTwitterアカウント。この情報は、2023年現在はあまり意味を持たない(著者とお会いした時に、私も立川志らくさん、フォローしてます!と挨拶できるぐらい?)。それすらも、キョトンとされる可能性が高いと思う。
一方で、新しいというか、新鮮な情報も多く含まれている。
何があっても遅刻はするな
上述の通り。大きく反省した。
頼まれなくても議事録を書け
Amazon?では、議事録は上司が書いて、決まった議事に対して担当者を割り振ってメールするらしい。この話を聞いて以降、自分は議事録を積極的に取るようにしている。議事録なんて新人がやるもの、と思って思考停止している人も多いのではないか?と思う。
仕事に関係ない人とランチせよ
ランチなら45分、じっくりと話せるという利点がある。自分もよくランチに行くが、比較的仕事に関係ある人とのランチが多いので、少し視野を広げたいと思う。
今日は、他のチーム所属の新入社員の方と食事をしたので、「入社1年目の教科書」の一部を完遂できた。時代に合わないところ、今の自分には不要なところもあるが、必要なところはバリバリ取り入れていきたい。
今日のランチ
三鼎
牛筋と筍・シイタケのとろみ麺: 980円
大盛り: 200円
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?