【鎌倉野菜】ねぎぼうず/アイコトマト/紅法師他
・ねぎぼうず 100円
・赤じくほうれんそう 150円
・アイコトマト 300円
・紅法師 150円
(*)画像中央上から時計周り順
鎌倉市農協連即売所(レンバイ)で購入。
レンバイは現在4班23農家が入れ替わりで出店している。年間100種類以上の野菜が並ぶが、今日並んでいた野菜が明日も並ぶとは限らない。
ねぎぼうずは、ねぎの頭の部分。農家の方に調理方法をたずねると、「昔の人は、天ぷらなんかにしたんだけどね。炒めたりしても美味しいよ」とのこと。炒めてパスタにする。鬼灯のようにふっくらとしたぼうずの部分は、もぎゅうっ、とした食感で、噛むとねぎの甘みがじわっと沁みる。
ロシア正教会の教会には開花前のネギぼうずによく似た形の尖塔があることから、ロシアあるいはソビエトを表す隠語として用いられることがあるらしい。ちなみにキテレツ大百科のブタゴリラは、ときどきコロ助のことを「ねぎぼうず」と呼ぶことがある。
アイコトマトは青臭さや酸味がほとんどない。もちろん甘い。都内でも売っているが、100~200円くらい安い。
紅法師は赤紫色の茎が目を惹く水菜。サラダにしても良いし、味に癖がないので他の料理にそえるだけでも合う。料理の色彩や食感のバラエティが増す。
紅法師の赤紫色は通常の水菜の5倍以上のアントシアニン由来。ポリフェノールの一種で、ワインやブルーベリーに含まれているものと同じ。眼に良いとか。
なぜ紅法師という名前なのか。いまのところ分からない。