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Sorry

通勤中、Twitterから流れてきたテニスUSオープン女子決勝に関する記事を読む。記事の中で、決勝後の大坂なおみの発言に登場する”sorry”は通例、「謝罪」ではなく「遺憾」の意を表す、という指摘がなされる。発言の解釈問題から、メディア報道の偏りを示唆する意見が述べられているのだが、コメント欄まで目を通すと、この問題が一筋縄にはいかないことがよくわかる。記事の著者、およびコメント欄の回答者間の見解の相違は、選手たちの発言の背景にある歴史の多様さに起因しているような気がする。競技としてのテニスの歴史と、人権問題としての女性アスリートの歴史、二つの歴史に対する態度が人によってそれぞれ異なるがゆえに。コメント欄の意見全てを興味深く読んだ。その後、Kindleで『吾輩は猫である』の続きを読むが、興が乘らず、すぐに辞める。

夜、雨が降る。帰宅して奥さんと部屋で夕食、鶏肉とカシューナッツの炒め物。激しくなる雨を言い訳に、日課のジムをさぼる。一昨日分の日記を書くうちに、夜が更ける。

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