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『アンメット 第6話』を見て (ネタバレあり)

数ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。
その間に色々ドラマや映画は見たのですが、何故か言葉にできずにnoteが放置状態になってしまったことをお詫びいたします。
(以下、私の記事の内容では敬称は略してあります。ご了承ください。)

今、杉咲花主演の医療ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』 
を見ています。
第6話でもう折り返しに来ているわけですが、杉咲花のドラマはいつも見ています。彼女の弾ける無垢な笑顔とモグモグ美味しそうに食べるシーンはいつまでも見ていられます。

今回、このドラマには非常に実力派の俳優さん達が揃っていて、俳優陣が作り出す空気感が堪らなく好きです。
特に若葉竜也演じる三瓶先生。岡山天音演じる綾野先生。千葉雄大演じる星前先生。野呂佳代演じる成増先生。そして、いい人に見えて、相変わらずキナ臭い井浦新演じる大迫教授。

見てない人からすると、なんの話だよって感じかもしれませんが、すいません。
いきなり6話の感想を述べていきたいと思います。

まずこのドラマでの若葉竜也の三瓶先生のクセのある役所。
クセが強いんだけど、居そう!普通に居そう!こういう人!!!!って強い存在感を示している。
『愛がなんだ』『街の上で』でも示す、いそう!!こういう人!と言う演技は見てる人の心をざわつかせるには十分の存在感があるのですが、
今回は今までの、ふわっとした役というよりかは非常に頭の切れる、そして強い意志と思いを感じる目をしています。

婚約者だったミヤビちゃんへの想い。消されてしまった二人の大事な時間。言葉。感情。
三瓶先生にとったら一分一秒も忘れたくない。忘れて欲しくない時間であり思い出。

今回、ミヤビちゃんの記憶障害の原因が分かった三瓶先生の目つきは本当に怒りに満ちた目をしていましたね。
それでも唇を振るわせ、悔しさと怒りで叫び出したい気持ちを抑えて、大迫教授に「あなたは医者ですか?」「あなたは医者ですか?」そう静かに聞いたシーンは見てるこっちが息を止めてみてしまうほど、苦しさが伝わってくるシーンでした。
日々のミヤビちゃんの苦しさを思いを知ってるからこそ、そしてミヤビちゃんが信頼している大迫教授だからこそ、なんでそんなことしてんだって言う悔しい思いが溢れ出てきたのが伝わってきました。

昔の三瓶先生の記憶のミヤビちゃんとの思い出。ロウソクと影のシーン。
『アンメット』(満たされない)
「その答えを探しています。」
「こうすると影が消えます。」

ここから先は私の考察の一つに過ぎませんが、私が思うにミヤビちゃんはロウソクを中心に筒で覆い被したのではないかと思いました。
「あなたを外から照らすのではなくて中心(心の中)から照らすと、影ができません」と。
そして、三瓶先生の心のロウソクとなったのがミヤビちゃんだと。
ミヤビちゃんは三瓶先生の医者として、人生を生きていく一人の人としての指針になったのではないかと。
一瞬、このシーンで、お?キスするのか?と思いましたが、そういったシーンはなかった事が、かえってとてもよかったです。
ミヤビちゃんと三瓶先生は(特に三瓶先生からしたら)男女の関係とか、恋愛とか、好き嫌いとか俗っぽい話を超越した、一人の人間同士の人として尊敬してるとか信頼している存在。
自分の人生の指針になる人、生きる希望。そういったもっと大きな存在だったのではないかと思ったからです。

この先も記憶を失うのか、薬を増やしたことで認知が低下して医者として日々を送ることに障害が出るのか。
はたまた、大迫教授が本当に記憶障害のままにいさせるのは何か他に知られてはいけないことをミヤビちゃんが知っちゃったからなのか、まだまだ目が離せられないアンメットです。

それにしてもミヤビちゃんの純真無垢な瞳と笑顔は守ってあげたくなりますね。

三瓶先生、頑張ってー!!!!

ラン丸でした。

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ラン丸
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