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0か100の二極思考

物事には「適度」や「適宜」という丁度よいものが存在すると思うのだが、中には0か100だったり、白か黒しかないといった極端な思考の人がいる。


物事を、善か悪、敵か味方、白か黒、0か100という極端な思考で判断しようとする。中間点やグレーゾーンがない、そんな思考を白黒思考二極思考と言うらしい。


こういう思考回路の人が職場にいると、やりにくいなと改めて感じている。



MAXかMIN


事務所ではエアコンを使っているのだが、二極思考さんがエアコン操作をすると夏場は18度。冬場は30度。といった、温度は常にMAXかMINのどちらかに設定、風量もMAXかMINのどちらかという極端な設定になる様子。

これは実際に現在の職場で起こっていたこと。本当に困ったもので、丁度よい温度や風量が設定できないらしい。だから二極思考さんがエアコンを設定した日は、夏場は寒すぎて、冬場は暑すぎるといった妙な室内状況になる。

なので、今では二極思考さんにエアコンのリモコンは触らせないように細心の注意を払っている。

行動が極端すぎて困惑するし「やっぱりこいつおかしい」と改めて思った出来事だった。



良いか悪いか


二極思考さんの前で、1つでも言い間違えたりすると嘘つき呼ばわりしてその人は悪人にされるという特徴がある。


人間誰でも言い間違いはあると思うのだが、二極思考さんは相手の言っていることを100%の本気で全て受け止める傾向にあるため相手が最初に言ったことが全てらしい。だから、言い間違えたを許せないし、受け入れられない様子。

「あの人は嘘つき!前こう言ったのに、言い間違えたとか言うんですよ!言い間違えるわけがないのに!嘘つきです!」

そう本当に言っている人がいて、引いた。というか、今の職場にこれを言う人がいる。笑


じゃ、自分は言い間違えなのか?という話なのだが、こういう人は自分のことは棚に上げるので、自分にも言い間違いがあるとは思っていないかもしれないし、自分は間違えても良いと思っているのかもしれない。何せ棚上げタイプなので…。


そしてこの良い悪いは、人間に対しても発動する様子。


二極思考さんが、良いと思った人や好きと思った人や好感を持った人は、とことん好きらしい。妄信的と言ってもいいかもしれない。

相手が女性であれば褒めちぎり「女神!」とまで表現したりする。気持ちが悪い。また、その人を信じて疑わない傾向にもある。

そして、好感を持っている人がやった言い間違いは決して責めないのだ。「仕方ない!人間誰でも間違いはある!」と言い出す始末。都合が良いというか何というか・・・。

どこでどう区別されているのか謎だが、とにかく相手に好感を抱いていると、良いにしか傾かないらしい。


二極思考さんに嫌われていたり、好きでも嫌いでもないという人は、当然かもしれないが好かれている人とは真逆の状態になる。先述した、1つの言い間違いで嘘つき呼ばわりがまさにそれだ。

二極思考さんの前で、何か1つでもミスをすれば即 悪人に仕立て上げられる。自分の中でだけ悪人にするならまだマシなのだが、場合によっては周囲に悪人として言いふらす二極思考さんがいるから困ったものだ。

二極思考さんの前で1つのミスを犯したら、嫌われると思っておいた方がよいだろう。

即行で悪人にされるので、好かれることはないと思われる。笑



応用がきかない


二極思考さんは、臨機応変やその場に応じた対応などができない様子。

0か100しかないため、決まった手順やルールや規則に則ってしか行動できないようなのだ。中間のグレーゾーンが存在しないので、こんなものかな?な対応などがとても苦手らしい。


何でもきっちりと答とえがないといけないらしく、「できない!」と喚き散らす二極思考さんもいた。というか、今の職場にもいる。笑

ふわっとした抽象的な表現や指示も苦手なようで、いつも「はっきり言ってくれないと分からない!」とぷりぷりしている。

はっきり言ってくれた方が分かりやすいのは確かなのだが、何でもかんでもはっきりと表現できることばかりではないし、不確定な状態で物事を進めないといけないこともあるだろう。しかし、二極思考さんはそういうことができないらしい。


また、応用もきかないので、1を言ったら1のみ。2を言ったら2のみだ。

1をやったのだから、2は説明しなくてもできるよね、ということでも「2の説明をしてくれないから分からない!」とか言い出したりする。1と2は似ているのでやり方はそんなに変わらないのだが、1は1で2は2という極端な思考のため、1を応用して2をやるということはできない様子だ。


非常に厄介。
新人の二極思考さんがもしいたら、結構 手間がかかるかもしれない。



マイナス思考


二極思考さんは、極端な白黒思考に加えてマイナス思考の傾向を持つ人もいるらしく、どちゃくそに面倒くさい。

職場にいる二極思考さんもマイナス思考の持ち主なので、本当に面倒くさい。その人と会話をしていると、マイナスなことばかり言うのでひどく消耗する。


会話は「否定」から入るが基本。物事に必ずと言っていいほど「文句や難癖をつける」のも特徴だ。

本当に嫌なことばかり言うし、何を言っても真っ向から否定されるため、相手をしていると精神を削られる。

そして、普段は想像力や発想力が乏しい感じなのに、マイナス思考スキルが発動している時だけは妙な想像力が出てくるようで、ありもしないことや自分の想像論を展開してくる。都合が良すぎるし、聞いていて辟易するのでやめてもらいたい。

マイナス発言の連発や否定の連発で、場を混乱させたり凍らせたりするので迷惑なタイプだなと思っている。



まとめ


二極思考さんは、白か黒しかないのである意味 分かりやすい人と言えるのかもしれない。

しかし、周囲はその極端な思考に振り回されたり、ありもしないことを吹聴されて迷惑することもあるだろう。


そして何より、やりにくい。


今の職場にいる二極思考さんは、思い込みが激しく被害妄想が強いクレーマーときている。おまけに人の話を最後まで聞けない人でもあって、何か1つ気に入らないことがあるたびに1日中ブチブチと文句ばかり言ったり、あれこれ勝手に想像して「こうだ!」と決めつけて被害者意識に浸っているような人のため、本当に面倒くさいなと日々思っている。


あまり深く関わらないようにしている。笑

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